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カテゴリ:会社・仕事・同僚のこと
出向3日目。
まだ現場の仕事は身に付かない。 でも現場の人たちも忙しい訳で、悠長に俺に構ってる暇はないのだ。 単純作業を延々とこなしているスタッフさんがいる。 はっきり言って頭を使わない仕事だ。 それを俺は手伝っている。 もちろんスタッフさんとは比べ物にならないくらい作業は遅い。 速さが大事なのは重々承知だが、ミスしては意味がないと思って 慎重に作業をこなしてる。 でもスタッフさんは俺に言う。 「もう少し速く、効率よくできませんか?」 めちゃくちゃ腹が立った。 『じゃあシステム開発できんのかよ!?』 心の中でそう叫びながら、 「はい、すみません!」 俺の教育係の女の人がいる。 この人は職員の人だ。 正に頭も使える有識者。 この人にも結構きついこと言われる。 昨日初めてやった作業で、まだ身に付いていないものがあるんだけど、 「もっと早くやって!それ違う!ちゃんと覚えて!」 『昨日聞いたばっかりですぐに覚えられるか!?』 俺だって慣れない環境の中で順応するのに精いっぱいだ。 でも、俺って4年目なんだよな。 決して新人じゃない。 たしかに出向先では見るもの全て初めてで新人みたいなものだけど 新人と同じスピードで成長してては遅いのだ。 与えられた時間は2年。 きついと思っても、腹が立ってもやらなきゃならない。 そう自分に言い聞かせて、ぐっと耐えた。 きっと自分の為になると思うから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.04 22:22:53
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