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新年からのねぐらを決めてきた。
かねてから話題にしていた国立の古い部屋だ。 文化住宅や、アパートといった臭いがしないところが気に入った。 駅を降りると右手に伸びるこぢんまりとした商店街。 ブラブラと散歩気分で歩く。 お店を見るのにも飽きた頃、左手に入るべきの角。 急に、静かな住宅街だ。 庭先の木々に冬を感じながら、今度は住宅街にも飽きた頃。 目の前に坂道がはだかる。 エッホ。エッホ。 お年寄りには、きつい坂道なのか中腹に善意のベンチ。 背もたれに「ありがとう。80翁」と誰かのメッセージが。 坂の頂上に待ち受けるのは、一対の松。 どの時代から、この坂の上から見下ろしているのかしら…? 駅から徒歩12分。 「歩いても飽きないんですよね。なんだか道にストーリーがあって」 不動屋さんに話すと、答えは意外。 小生の気に入った「ストーリー」はどれも物件にとって不利な条件ばかりだとか。 駅から、平坦な商店街を歩きたどり着く、コンビニの近くに有る部屋。 そんな金太郎飴みたいな、通勤、通学経路が好まれるらしい。 みんなが好まなかったお陰で、近所では破格の家賃。 そこを、もう一値切り。 大阪人の癖である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月03日 23時30分04秒
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