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こいくちしょうゆ

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2007年06月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
DSC_0400.jpg

「これを、隣の犬にあげてきて~」

そう、母親に言われ、夕食の残りを小さな友達にあげに走る。

それが、写真部員K君が子供の頃の温かい思い出である。

K君は丸メガネの向こうから目尻を下げながら話してくれた。


が!

そんな、和やかな時間が「え~っ! それ本当ですか!?」の悲鳴に変わる。


「犬に鳥の骨をあげたらダメだよ」

「骨が内臓に刺さるよね。」

「人間にカミソリ飲ませるのと同じだって」

「タマネギもダメだしね」


少年K君が頭を撫でながら、隣の犬にあげていたのは唐揚げの骨。

家族で食べた後は、必ずお母さんに言われていた。

「その骨。隣の犬にあげてきて~」


彼の慌て様をよそに、回りでは勝手な想像が始まった。

「きっと、お母さんは知っていたんだよ」

「そうそう。犬の鳴き声がうるさくてさー」

「利用されたんだな。きっと」

。。。。。。





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最終更新日  2007年06月12日 23時25分01秒
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