恐怖から解放される日
義父の確定申告を郵送した日、その郵便局から東北関東大震災の義援金を送った。その足で友人の喫茶店で、募金箱を作成し字を書いた。お習字を習って十数年、初めて役にたてたのかもしれない。(^^ゞテレビの画像に釘漬けとなり、胸締め付けられ涙を幾度も流した。こんなことがあってよいものか!!悲しみと怒りが同時に溢れ出す。その震災の一週間後、私は左目に異変を感じた。昨年の晩秋頃に右目が飛蚊症になったばかり、今度は左目だ。時々チカチカと光を放す症状も同時に現れた。網膜剥離という恐怖が私を襲った。被災された人々の恐怖にさらに共感し鬱に陥る。パソコンには触りたくも無くなった。物が見えるという日常の当たり前と思っていたことがそうではなくなるという恐怖。被災された人々の平凡な日常がそうではなくなるという恐怖。幸いにも私の視力の恐怖は眼科の先生から解放されたが被災された人々にも恐怖から解放される幸せな日常が来ることを願ってやみません。