2007/12/16(日)21:59
トマト姉ちゃんとシジミのその後
トマトの調子が悪い事を13日の記事に書いたところ
あたたかいコメントやアドバイスを沢山いただきました。
どうも有難うございました。
記事のあと、食事量が減りました。
皆を運動させるときにトマトもハンモックから下ろしてみるものの
用意したご飯を少しつまむと、すぐに自分でハンモックに戻り寝てしまう。
これまでだったら一番に「出して!出して!」と騒いでいたのに、
放っておいたら皆が出ているのも気付かないのか、
ハンモックで丸くなったままです。
ケージ内のものには口をつけず、水も飲まず
おトイレは普通にするのですが、それ以外はひたすら眠り続けていました。
寝ている時間が長いからなのか、少し目ヤニも出るように。
大好きなおもちゃやおやつの缶の音にも反応は鈍く、
さすがに心配になり金曜日(14日の夕方)に病院へ連れて行きました。
先生には数日間の様子を伝えました。
それから前から気になっていた、たまに後ろ足の間接が抜けたような状態になることも。
足に関しては触診でまず異常なし(骨折・脱臼などなし)とのこと。
皮膚の血色は悪くない。
ヨダレ、鼻水なし。
聴診器をあてても心雑音なし。
「あと考えられるのは低血糖」ということで、
私も不安要素は取り除きたいので血液検査をお願いしました。
動物さんを病院へ連れて行ったことがある方なら分かっていただけると思いますが、小さな体で診察される姿を見ていると可哀想になってきますよね。
それでも「少しでも良くなって欲しい」と病院へ行くわけですが、
何だかいつも悲しい気持ちになってしまいます。
我が家でも一番小さなトマトの、小枝のような足に注射針が刺さると少し暴れましたが、すぐにおとなしくなりました。
先生も看護士さんも「ごめんね、すぐ終わるからね。トマは良い子。がんばれがんばれ」と声かけをしてくれます。傍で聞いているだけで泣きそうになります。
何度か血液を採っていたのですが、
一緒にいた夫がいきなり「ちょっと・・・」と言って外へ出ようとしたので
「診察中なのに失礼でしょ」と思い、中にいるように促しました。
それでも「トイレへ行く」とか「車の中に財布を置いてきてしまった」とか小声で言って出たがった為、仕方なしに了承しました。
しばらくして戻ってきた夫は顔が真っ青。
目も泳いでいる。
そんな姿を見て、私はやっと「そうか」と思い当たりました。
この人は注射が駄目だったのだわ、と。
何たって「採血が嫌だから」という理由で会社の健康診断を断わった男。
数分後戻ってきたものの、また「ちょっと・・・」と外へ出て行ったので、
さすがに私も黙っておれず、先生に
「すみません。注射が苦手なので」と伝えると、
「全然いいですよ。男の人は結構多いですよね」とサラリと流してくれました。
それにしても、チビトマトが訳も分からず採血されて頑張っているのに、
連れて行った方が具合悪くなるなんてマヌケすぎる。
本人は「恥ずかしくてもうあの病院行けない」とか、
「また血を採るようなことがあるなら俺は行かない」とか
トンでもないことを言っており、呆れます。
さて、おかしな夫のことはさておき
トマトの血液検査の結果ですが、これも異常なしでした。
内部に原因が無いとわかり安心したのですが、
既にキャリーの中で丸まって眠るトマトを前に
先生と話しながら、このまま食欲不振や元気が無い状態が続き、
体重が減るようならもう一度連れて行くことになりました。
それから2日、今朝のトマトは調子良さそうでしたがすぐに眠るのには変わりなし。
夕方、ハンモックで寝ながら震えているのを確認。
ハンモックが揺れていたので気付いて毛布をあけてみると、ブルブルしていました。
自分でご飯を食べたがらないのでスプーンにFURO TONEを入れて舐めさせたら、いきなりハンモックから下りてきてご飯を口にしました。
もう、何だか分からないです・・・。
コイズミ家にいるのが嫌になったの?
早く、前みたいにイタズラするようになって欲しい。
ケージの上に登ったり、トイレの前の床をガリガリ引掻いたり、
困らせるようなこと沢山していいから、元気な姿を見せて~。
数日前(男部屋居候中)のシジミ。
・・・・・・・・。
昨日の夕方、トマトを外へ出してみると男部屋の入り口をウロウロ。
入りたいのかな?と思って開けてあげると、
男だらけのむさくるしいハンモックへスルリと入って一緒に寝ていました。
その様子を撮ったのですが、
シジミとポンタンが・・・・
チュウ!!
あれだけ複雑そうなシジミだったのに、男部屋で揉まれ感化されたのか?
ついに男同士で・・・・。
冗談はさておき、
診断の結果も出たし
皆のところへ自ら入っていくトマトだから、もういいかな?と
昨晩からシジミを元へ戻す事にしました。
トマトとシジミをケージに入れて様子を見ていたら、
毛布が居心地悪そうだったのできちんと敷き直してあげようとしたところ
先日とはうってかわって、のびのびシジミ(ハンモックの上です)。
トマトは一旦、夫の手の中です。
シジミの表情からは「ボク、真面目に寝てるんだから邪魔しないで!」と読み取れます。
迫力の腹。
自由のきかない男部屋とは違い、
思うがままの格好で眠れるトマト姉ちゃんとの相部屋。
熟睡できたのではないでしょうか。
トマトをシジミの横にそっと置いて、上からお布団をかけてあげると
すぐに二人で丸くなりました。
君達、嫌われちゃったヨ。
※以前撮ったものです。