Koizumi Tomato

2008/04/03(木)00:23

日野の桜(東豊田・平山・南平)

日野のこと(56)

はい、今日も桜です。 日野散策桜ツアー。 アルバイト後、浅川の一番橋からスタート。 少し前から一番橋周辺でツバメ達の元気な姿を見られるようになりました。 賑やかにお喋りしながら忙しく飛び回っています。 今日は川の流れに逆らって平山橋方向へ歩きます。 途中でルートを外れて、豊田の用水路に映える桜。 車通勤だった頃、 あまりにも見事だったのでいつか写真を撮りたいと思っていました。 一年経って実行できました。 個人宅なので、あまり接近するのも気が引けます。 木の下を歩く女性と比べると、ダイナミックさがお分かりいただけるかと。 自宅で花見が出来て良いな。 ここから平山橋を渡って、平山住宅街の坂道をあがっていきます。 日野は本当に坂の多い街。 まあ、一番「地獄度」が高いのは百草園の坂だろうけど。 百草園の地獄度が100だったら、平山は50くらい。 それでも息切れしながら上がっていきました。 どんだけだよ百草園。 平山城址公園まで登っていく前に、桜を楽しめる場所があります。 木の階段に仲良く腰掛けて、くつろぐご夫婦。 眺めの良いところの桜は爽快ですね。 霞んでしまっていますが、八王子が確認できます。 これらの木の間から覗いた景色でした。 山の上です。 山の桜はのびのびしていますね。 この場所から更に登っていくと、小さな神社があります。 鎌倉幕府の御家人、平山李重を祀った「李重神社」です。 平山地域では「平山李重まつり」なる祭りもあります。 山の上の、ちっちゃ~い神社。 このミニ神社から30秒ほどで「都立平山城址公園」に到着です。 日野市観光協会によると 「平山城址公園」というくらいだから平山の地が産んだ、源平合戦の勇、平山季重一族、平山氏の城跡と思いきや、物見台程度はあったかもしれないが城跡ではない、いやいやちゃんとお城の遺構があるではないか、と諸説が語られています。  昭和31年に書かれた公園の由来によると、「そもそもは京王電鉄が沿線のレジャー施設として公園を開園した時に、ここに平山氏の物見台があったとのいい伝えがあったので、これにちなんで平山城址公園と名付けた」、とあります。  昭和30(1955)年に京王線平山駅が平山城址公園駅と改名されていて、これはちょうど公園の開園と時が合っています。お城の遺構なる説もここに大正時代ゴルフ場が造られていたことを考え合わせると、もしかしてコースの跡かも、とも思えてしまうのです。  公園から木々の間に京王電鉄で使われていた往時の車両を見ることができます。ここは京王電鉄の研修所です。   ということで、一見、城跡の様な入り口なのですが城があったわけでは無さそうです。 そして敷地は日野市ではなく八王子市らしい。何気に。 この後、京王研修センターを右に見ながら 多摩テック方向へ進みました。 林の中の小学校を通り過ぎると、多摩テックの外周です。 いつもは営業しているのかどうかも分からないほど 閑散としているのに、今日は子供たちの声が聞こえてきます。 珍しいな~と考えてみると 春休み中だし桜の季節だし、で、かき入れ時でした。 中を覗くと、ご覧のように桜が乗り物を取り巻いており。 さて、多摩テックを過ぎていつも散策をする「かたらいの路」へ入ります。 ここまで来たら、この山道を踏破しないと家へ辿り着けません。 それに南平までだったら尾根伝いに歩いたほうが早いのです。 散歩を始めて2時間経過していましたが、 先にある「見晴らし公園」からの眺めを楽しみに歩きました。 多摩動物公園は水曜日が閉園日。 多摩テックとは対照的にとても静かで、 園内にやってくる野鳥の声が響き渡っていました。 あと少しで住宅街へ出るというところで、 年配のご夫婦とすれ違いました。 「こんにちは」「こんにちは」 「あら一人なの?エライエライ」 と、何故か?一人であることを褒められました。 でもって、南平住宅街へ出ました。 いや~、やって参りましたよ。目的の場所へ。 陽が傾いてきたのと、霞み空でシャープな眺めではありませんが ずっと歩いてきた私にとっては爽やかな視界。 桜も観られて良い場所です。 咲いた桜は遠くてもすぐに分かる。 「大仏さんの桜だな」とか「あんな場所にあったっけ」。 そして下ります。 下ってしまえば後は平坦。 この坂は上がってくることが多いので、下りは新鮮でした。 同じ道でもいつもと反対方向へ進むと違った感じがします。 そして。 昨日、espresso22さんのブログを拝見していたので 洋菓子のWESTが気になり寄ってみました。 記事はこちら→「美味タルトの上にはチェリー?いえちがいます。」 オススメの季節限定「フルーツトマトのカマンベールチーズタルト」は 残念ながらありませんでした。 行った時間が遅かったのですね。う~ん、食べてみたかった。 それで、クリームたっぷりシュー(名前は適当)を買って帰りましたよ。 直売で安くなっているとはいえ、 2個で710円はコイズミ家にとっては奮発でございます。 銀座の老舗店の工場がいきなり住宅街に現れるので不思議です。 坂途中だし。 でもご近所の方々は漂う甘い香りにいつも包まれて羨ましい。 少し離れたところに駐車場もあるようです。 店頭の張り紙で確認しました。 「1個300円するんだからガツガツ食べないでね!」と促しながらいただきました。 ああ、貧乏性。 そして今思い出したのですが、 「カメラを買うかわりにお菓子等買わない」という条件。 日が経ち薄れてしまう意識。 イカンな。

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