今回の講座では、栄養士さんから日常生活に必要な摂取エネルギーの決め方というお話と、小児科の先生からは食中毒についてのお話を聞きました。
まずは、栄養士さんのお話より・・・
日常生活に必要な摂取エネルギーの決め方とは、
1.標準体重を求める 身長(m)×身長(m)×22(BMI)
2.下の表より、体重1kgあたり必要なカロリー量を決める
3.1と2を掛け合わせる
労作程度 カロリー量 職種の例
軽い 25~30 一般事務職、管理職 幼児のいない主婦
中等度 30~35 医師、教員、製造、加工業 幼児のいる主婦
やや重い 35~40 農業、漁業、建設業、保健婦
重い 40~ 運材作業、プロスポーツ選手
私の場合では
1.身長156cmですので、1.56×1.56×22=53.5
2.2児の母なので、35
3.53.5×35=1873
だいたい1873kcalを摂取すればよいそうです。
バランスよく食品を摂るために目安にしたらよいというものにフードガイドピラミッドというものがあります。
Aブロック(炭水化物)を底辺に、その上にB(野菜)ブロック、C(果物)ブロック、またその上にD(牛乳、乳製品)ブロック、E(たんぱく質)ブロック、一番上にTIP(砂糖、醤油、塩、油脂)という、ピラミッド形の表を参考にするとわかりやすくなります。
Aブロックより主食として2~3食、間食として0~2個のおやつ類も同じブロックで扱いますが、分けて考えます。
Bブロックより3食程度4~6種類の野菜、1~2種類の海草、きのこは同じブロックとして扱います。
Cブロック、Dブロックより1~2種類を選択。
Eブロックより3食程度で3~5種類を選択。
TIPはどのブロックにも含まれているので控えめに利用。
ちなみに、イモ類やとうもろこし、かぼちゃはBブロックではなくAブロックに分類されます。あと意外になことにベーコン、豚ばら肉、挽肉、アボカド、ピーナッツ、カレールウ、ポテトチップス、ビールなどはすべてTIPに分類され、なるべく控えめに、ということでした。
あの食品が良いとテレビで言えば、スーパーですぐに売り切れたりする昨今、何か偏りがある気がします。
何事もほどほどに、少しずつ、いろんな品目を摂りましょう♪という感想です。
そうそう、食べないダイエットというのは間違いだそうです!
朝食抜くとその分、昼食での吸収率が良くなって、逆に太りやすくなるらしいですよぉ~