とうとう修了式の日が来ました。
これまでの行事では、緊張のあまり、普段どおりに出来なくなってしまう長男なので、先日、先生と相談しました。
先生は「今の長男の教室での様子をお母さんに見せてあげたいです。とてもよくがんばっています。でも、急変してしまう長男なので、当日のために3パターンぐらい考えときます」と言ってくださいました。
家では、証書の授与を練習していると長男が言うので、見せてくれました。それが、あまりにも元気でキビキビしていたので、不覚にも泣いてしまいました。思わず、「ママは今日で満足やわー。当日出来なくても許すー｣と言ってしまいました。
そして今日。長男は6時半に起きてきましたが、いつものように過ごして比較的落ち着いていました。
いつもと違うシャツ＆ネクタイにズボンも自分から進んで着替えをし、普段どおりに家を出ました。
少し大きめの革靴が何度何度も脱げながら幼稚園に着きました。
門をくぐると先生が教室の前で待ってくれていました。子どもたちがそれぞれ作ったワッペンを一人ひとりにつけてくれました。
式の前に先生が一度ホールまで雰囲気を見るために連れて行ってくださいました。
あとは見守るだけです。
子どもたちが入場してすぐに証書の授与でした。
ガチガチの子もいれば、余裕に見える子もいてそれぞれが愛おしく感じました。
園長先生の表情や担任の先生の涙声で涙涙でしたが、長男の番が近付くとドキドキに変わりました
長男は途中まで先生が手を引いてくれました。
だめか?と思いましたが名前を呼ばれた時、｢はい｣と言って壇上へ上がれました。
入場前、｢緊張する｣と何度も言っていたそうで顔色も悪くなっていました。でもよく頑張れました。
「さよならぼくたちのようちえん」の歌の時には涙が止まりませんでした
教室に戻ると長男はホッとしたのか、一人大きな声で言いたい放題していました
「コーラスの人に歌って欲しい」などと言い出し、却下されてもしつこく言ったので先生が｢じゃあみんなで歌おう｣と言ってくださいました。
長男はママが好きな歌やからといろいろ注文してくれました。恥ずかしかったけどちょっぴり嬉しかったです。
劇遊びをした時の｢友達は宝物（？）｣の歌をうたってくれました。
先生方の花道を通って門を出た後、もういちど園で写真を撮ったりお別れの挨拶をしました。長男はもちろん恥ずかしがって先生との写真を撮らせてくれませんでしたが･･･
どうにかこうにかお友達との写真は残せました。
涙涙の感動の修了式でしたが、園長先生や先生方の話を聞き、感傷に浸るだけでなく改めて気が引き締まりました。
私の場合、子育てに自信がなく、今でも迷いつつまだまだ模索中です。これまで過干渉のところもあったと反省しつつ、これからは子どもを信じて口うるさくならないようにしようと思いました。
それから、子育ては一生続くもの。手が離れても目は離さないでというお話も肝に銘じようと思いました。まだまだ、して良いことと悪いことは教えていけなければいけません。
そしてこれからも子どもに寄り添って、親子共に成長していけたらと思います。
