入院そして手術当時は手術の前日に入院して準備しました。火曜日に手術なので月曜に入院して、悌毛の処置をしてもらう。 日曜の夜、お風呂に入りながら自分のおなかを見て 「ここにキズがついちゃうんだ」と何とも言えない気持ちになりました。 手術は午後1時から。 でも。朝から絶飲食だし、尿の管を入れられ、点滴もされて、もう動けない。 手術室に向かう直前に看護婦さんが「ごめんねぇ…」と「一番痛い注射」( はっきり知らないんだけど一体なんの注射なんでしょう?精神安定剤?) 打ちにきます。 これは痛いの。局所麻酔と同じくらいの痛さだと思います。 12時半頃手術室へ。ストレッチャ-に乗せられて「はーい。じゃあ行ってきます」 手術室は殺風景で寒くてキライ。 手術台に乗せられるとせっかく来ていた術着を脱がされ、布をかけられて 心電図や血圧計を付けられます。 そして 何かの金属をペタンと身体に貼り付けられる「電気メスの反射板です」みたいなことを言っていたっけ。 今もあるのかな? 準備が終わった時点で執刀医である主治医の先生が現れます。 この時は麻酔科の先生はいなかったかなぁ。今はいらっしゃいますけど このときは執刀の先生が麻酔もされました。 私の口にガスマスクみたいなのを押し付けて 「これまだ酸素だからね。大きく深呼吸しといてね」といいながら 私の様子を観察している。(いつ麻酔が出てくるのかな?)と私は思うのですが 本当にぴったりマスクがはりついているので逃げようがないです。 「はい!一番大きく吸ってぇ!」 と指示されて、ちょっとヘンな匂いがしたかなぁ? それから、ぐわーんと意識を失っていくのだった。 笑気ガスで麻酔をかけるとき 人によってやり方が違うことに 後で気が付きました。 一気に意識を失うところまでガスを流す人もいるし、徐々にじんわり流す人もいるような気がします。 卵巣脳腫という診断だったので、手術は右の卵巣の腫れているところだけを摘出し 良いところは残したのだった。 手術時間は1時間半~2時間ほどでした。 BACK NEXT |