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基本に忠実に本質を伝える

基本に忠実に本質を伝える

ABCれんしゅうちょう

「よめる かける ABC英語れんしゅうちょう」 \700(税込)
という本があります。

http://www.manabee-net.org/kyouzai/line_up.html
で購入できます。

ABCを書くのが苦手な小学校4年生からローマ字を習う生徒さんや、中学校一年生には良い教材だと思います。この中にはフォニックスについても記載されていて、程よい節度でフォニックス指導を行う手助けになります。

ちょっとフォニックス指導について私が間違っていたことがありました。
フォニックス・ルールは例外が多く、日本語のように1対1対応ができにくい。従って、「似た言葉集め」と言った試みだと生徒さんの負担も少ないですが、規則として押し付けると、混乱しがちです。実際、フォニックスルールを教えた直後は教科書を一文字一文字読むようになってしまいました。一部カタカナの外来語で単語をイメージさせるところまで、あえて指導を後退させたところもあります。

これは英語という言語がラテン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など複数の言語をベースにしているためで、英語圏でディスレクシアが多く、イタリア語圏(すいません、知りません)でディスレクシアが少ない原因だそうです。

英語ディスレクシアが英米並みにいると仮定すると、こういった細やかな配慮を必要とする生徒は約10-15%いるはずです。残念なことに日本ではまだディスレクシアに関する資料自体が少ないようです。ローマ字だけ、英語だけでディスレクシアの特徴が表れる子供となるとさらに資料が少ない。私の勉強も足りないですね。


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