カテゴリ:算数
小数点は勝手に動かしちゃダメ。
小数点はちゃんと書かなきゃダメ。 ってね、口で言ってもダメなんです。 そもそも小数の割り算を筆算で行う時点で、 長ーく計算していくと桁がずれていく場合がある。 そういう時には方眼入り模造紙を使います。(ちと高いけど) でっかい紙で、じっくり計算してみましょう。 普通の模造紙でもいいです。とにかく、初めはでっかい紙に、でっかく書いていくのがいいのです。ちらしの裏を使うときには一枚で一つの問題をやる。 方眼入りでないときには、桁が揃うように縦に線を引いてやる。 この線は鉛筆で、計算は太いペンでやるのがいいようです。 そして、はなくそみたいにでっかい小数点をかいてやります。 ● これくらいでも小さすぎるくらいです。 油性ペンでぐりぐりと小数”点”を強調しましょう。 そして、その点の上に上下の線を引いておきます。 特に割られる数の真上、商を書く場所と下のあまりを書く場所にはきっちりと再び●ぐりぐりと小数点を書く必要があります。 それで問題を10題くらい解いてごらんなさい。 そこで解けるようになってから、ノートに移ります。 「鼻くそみたいにでっかい小数点」をノートで解く時にもしばらくぐりぐりと書いてやります。自分でも書いてもらいます。 子供のつまづきは「けた」の概念、10進法の概念が分かっていないことが多いのです。けたを強調するために、普段計算するノートは1cmマスを使ってもらっています。あっという間になくなりますが、このマスのノートは重宝します。 この鼻くそみたいにでっかい小数点が重要なんだよ、赤ずきんちゃん。 「あっ、先生!下のテーブルにインクが写っちゃった!!」 「大変、うわぁぁぁ、ごめん。消しゴムで消しとくよ。新聞敷く?」 「うん。これで安心して鼻くそみたいにでっかい小数点がかけるね。」 しまった。女の子になんて表現を・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.12.02 18:42:52
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