カテゴリ:お仕事
家庭教師というお仕事はとても繊細なお仕事です。本人はタフな方がいいですが。
大抵家庭教師を頼まれる方は、勉強で困っていることが多いです。そうでなければ高いお金を出して頼んだりしませんからね。或いは、受験前で切羽詰っているとか。 ご家庭は裕福か、お母様が働いておられることが多いです。そうでなければ家庭教師は雇えません。 だから、家庭教師を頼まれた時には、どこのお宅の家庭教師をしているかは絶対内緒です。 「まあ、そんなにお勉強に困っているの?」という憐れみと「家庭教師をつける余裕があっていいわね。」という羨望が入り混じった感情で見られるのはたまりませんから。 ここに出てくる皆さんは、それぞれモデルはいますが、具体的にどの方が何年生か、プロフィールなどはやっぱり秘密です。ご本人が読んでも「自分かな・・・?」と思う程度に色んなモデルさんを混ぜ混ぜしてあります。そして必ずしも当てはまる学年の単元をやっているとは限りません。苦手ならば何年でも遡る必要がありますし、得意ならば進んだ概念を教えた方が理解が早いこともあります。 但し、教えたことと、その方法は秘密にする必要はないので、そのまま開示してあります。できれば「この方法じゃ分からないよ!」という突っ込みをいれて下さると、指導方法が改良できるので大変ありがたいです。 実は、少しだけ、「王様の耳はロバの耳」ってつぶやいている部分もあります。 どうしてもこういう仕事をやっていると、聞いちゃあいけないお話、見てはいけないものも見てしまうことがあります。でも見ざる聞かざる言わざるを貫かないといけないのです。そのためには、絶対に家庭教師先のご家庭のトイレは借りない、生徒さんのお部屋と玄関・廊下以外には入らない、ご家庭以外では生徒さんに会わないようにして、余分な接触をとらないのが一番いいのです。可愛いんだけどね。そうしないと私が精神的に参ってしまうのです。昔、ン年前に精神的に巻き込まれて参ったことがあります。 でも、やっぱり生徒さんは可愛いのよ。お勉強ができてもできなくても、ああ、若いってこういうことなのね、いいわねって、思います。おばさん家庭教師ってそんなもん。 では、皆様、ことに受験前の皆様、どうぞご自愛くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.12.16 18:41:22
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