基本に忠実に本質を伝える

用意するもの
チョーク
サンポールなど、塩酸を含むトイレ用洗剤
捨てても惜しくない入れ物。
捨てても惜しくない割り箸

さて、エイミー。この洗剤はさ、ちょっと危ないんだよ。
ここに「子供に注意」って書いてあるんだけど分かるかな？

「分かるよ！　子って書いてあるもん。触っちゃだめ？」

そそ。今日の実験はね、ちょっと毒が入っているものを使うから、子供は触っちゃだめなんだ。側でみててね。どうしてもやりたいときはママと一緒にやってくれる？

すすすーーーっと後ろに下がります。ありゃ、ちょっと脅かしすぎたかな？

サンポールをトレイに入れた後、チョークを取り出します。

「これ、なーんだ？」
エイミー「チョーク？」　おおあたり～

小さく折ったチョークをサンポールを入れた容器に放り込みます。

じゅわー。しゅわしゅわ。　泡が出て・・・、おしまい。

「おしまい？」
そう、おしまいなんだ。エイミーはよくできるからこのチョークをじっくり見てくらべてくれるかな？

箸で引っ張り出したチョークと、まだ放り込んでいないチョークを並べて、しげしげと眺めます。

どこが違うかを比べて見つけるのは理科の力として必須です。

エイミー「えーとね、色が違う！」　そうだね、色は違うみたいだね。
「うーんとね、臭いが違う！」　それもそうだね。臭いも違うね。

ベス、何か気がついたかな？

「サンポールにつけた方は小さい穴が開いています。」
おおあたり～。

　さて、ここで「お代わり」の実験をやった後でエイミーは退場です。難しすぎることは興味を失うもとですからね。

さて、ベス、一緒に化学式を書こうね。

化学式を図形ソフトで書く予定。
図形ソフトを立ち上げる気力がないけど、そのうち必ず書く予定。

サンポールは塩酸濃度が9.5％なんだよね。これは決して薄いわけではないけれど、今回は安全性を考慮して使う量を少なめにしたから、あまりチョークに含まれる炭酸カルシウムが少ししか溶けてこなかったんだ。粉にしておくと良かったね。云々・・・。
私一人で美しい化学の世界に浸りまくってます。

はっ！　ベスが引いてる。すまん。数学をやろう。
かしこ