基本に忠実に本質を伝える

我が家は英語を週一回45分に減らして、細々と続けました。英検対策は小学校５年生で5級を取った時点でストップし、４級受験はしませんでした。
細々と続けた理由は、子供は続けて学習していないときれいさっぱり忘れる生き物だから。
スタンスを落としたのは無論、遅れてきた受験生だったので、とにかく時間が惜しかったからです。

受験科目が二科目で、それほど負担がなかったのが英語を続けられた原因かもしれません。

中学に入学してからはABCから始めます。もちろん全く習っていないお子さんもいることを想定してのことです。でも建前のような気もします。とにかくものすごく進度が速く、ネイティブと日本人のTTで英語だけで授業を行うので、一学期である程度の会話ができるところまでいってしまいます。夏休みの宿題はワーク類20ページ＋自由英作文2ページです。一年生ですよ。

細々と続けていたので本人は６年生始めの頃よりペースダウンしたもののある程度は英語を覚えているらしく、今英語が一番成績が良いようです。学年内偏差値で60くらいかな・・・。習ってくる様子を見ていても余裕があります。フォニックスを習っているので、初見で何とかテキストを読みこなせるのも安心材料です。

息子の中学に入学してくるお子さんの半分は何らかの形で英語を学んでくるそうです。すごいお子さんは英検二級をもって入学してくるとか。先生方は母集団として「ある程度は読める」子供たち+「本当にABCから始める」子供たちを相手にしていることになります。それでもABCから始めて構わない。そう英語担当の先生は断言されました。帰国子女以外は英語の入り口で習熟度別クラスを設ける意義はない、と。

「小学校で英語をやる必要はない。合格を手にしてから英会話教室に通ってください」とのことでした。中学校は英語指導に自信を持っています。

　そういう訳で受験中はスタンスを落としましたが、受験終了後はペースをあげてちょっとスパルタで英語をやりました。合格後すぐに英検４級対策と数学の先取りを開始。目標は6月で英検４級。レベルが低くてごめんなさい。二点たりなくて落ちちゃいましたけど、同級生の半分は合格したそうです。そして、英語を習ってこなかった残り半分のお子さん方も中三でほぼ英検準二級を取るそうです。

うーん。私は不安を煽っているのでしょうか。安心材料を提供しているのでしょうか。さくらさん、他にも関心がある方がいらしたのでちょっと詳しく書いてみました。勝手にごめんなさいね。