カテゴリ:軽度発達障害
クレー療法で前置詞の指導をしています。うちの子供たちにも同様の指導をしてみたのですが、理解の速度はほぼ同じくらいでした。
で、ディスレクシアの方が優れている点です。 画像を見せると大抵細部のディテールまで本当によく覚えています。また、テーマを与えたときに表現するのが2Dではなく3Dで立体的、視点の移動も自由自在で、思考が柔軟な傾向があります。だから、クレーなど立体の材料を好みますし、使い方もうまいです。 これは視覚優位のディスレクシアの特徴ですが。 聴覚優位のディスレクシアの場合にはまた別の傾向があると思います。 こういった長所は例えば彫刻や建築、物理学的な理解など、空間的な認知や認識を必要とされる場面では非常に役に立ちます。 稀代の建築家、彫刻家であるレオナルド・ダ・ヴィンチがディスクレクシアであったのではないか、という話もあるくらいです。 ちなみに、今の生徒さんにも英文の日本語訳の代わりに絵を描いてもらったのですが、さらさらと書きまして、しかも視点を変えて別の角度からの絵まで描いてくれました。 視点の自由移動と任意固定が使い分けられると強いでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.18 20:21:55
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