2009/04/16(木)11:21
濃度おにぎり 濃度の計算はおにぎりでね♪
濃度の計算のときはこのおにぎり形を最初に書きます。
なぜおにぎり形にするかといえば、よくある「みはじ」の形
にしてしまうと、どうしても子供は下の小さい枠に「溶けている量 g」を書き込んでしまうからです。
おにぎり形だよ。下に少ない量を持ってくると、安定が悪くてひっくりかえるからね。
こう言うと、下側に全体の重さを書けるようになります。
おにぎりを書いた後で、求めたい、聞かれている部分を隠して他の部分をかけたり、割ったりすれば、目的の量が出ます。
(溶けている量 g)÷(全体の重さ g)=濃度
(溶けている量 g)÷(濃度 小数に直す)=(全体の重さ g)
(全体の重さ g)×(濃度 小数に直す)=(溶けている量 g)
勘のいいお子さんは、濃度おにぎりを割合の問題全てに応用されます。
(部分)÷(全体)=(割合)
(部分)÷(全体)×100=(割合)%
パーセントがどうしても分からないひとには%の丸二つはゼロ二つのことだと説明します。これで確実に100をかけてくれるようになります。
私はこの一週間で全く同じ「濃度おにぎり」を小学生と中学生と高校生に教えました。なんでやねん。できれば積み残さず中学生になって下さい。その方がうんと楽です。