2009/08/04(火)22:45
夏草や つわものどもが 夢の跡
話を最初に聞いたときは「200坪の草むしり」でした。
絶対、無理だ!と思ったんですが、だんだん話が小さくなって、「30坪の草むしり&防草シート張り。草刈は事前に終了」あたりに変わってきて、なーんだそれならいいか。と言うことで、実施。
いやいやいやいや。インドアうらなり非肉体労働者にはとても大変でした。
まず、草とは。根を張り、花を咲かせ、葉っぱが茂り、その葉っぱを虫が食うものなのであります。従って2-3日前に多少刈ってあったところで、それはただ「足を踏み入れることができる」という意味でしかないのです。そして真夏の2-3日とは草にとっては一瞬なのです。
そこに防草シートを張るためには。まずはびこる雑草の根を杭が刺さるように掘り起こして、雑草と根を拾い、でこぼこをならすのであります。デフォルトで鍬を使用。オプションで耕運機も使用。生まれて初めてな。
もちろん、そこは無農薬のパラダイスですから、生態系の宝庫なのであります。哺乳類などはおいしいエキスの提供者にしかすぎないのです。侵略者を撃退すべく毒毛に覆われた毛虫くんたちも跋扈しているのです。オプションで農薬散布もやったぞ。生まれて初めてな。
そして、土地は長方形ではないのです。何もない土地にシートを張るのではなく、植木をめぐり、斜めの土地にはいつくばってシートを張るのです。大事な作物は移植もするのです。
農家ではないので道具などないのです。何でも使って杭を打ちまくる。
女3人で何とかやっつけました。30坪なら1m幅で50mもあれば十分足りるはずだったのに全然たりませんでした。計算も間違えて買出しにも再び出かけ。結局張ったシートは70mほど。打った杭は推測で150本くらい。
オプションで食器荒い桶の漂白と家の掃除と布団干し。墓参りと墓掃除。
俺、頑張ったよな。な?な?