「チャールズ&レイ・イームズ」展
「チャールズ&レイ・イームズ展」に行った。世界を巡回しているというので期待していたが思ったより規模は小さかった。イームズの作品は大量生産の工業製品なので、見たことあるのが多かった。彼らは旅先で見つけたこまごましたおもちゃや人形をたくさん収集している。それらが引き出しに収められていて、自由に引き出して見ることができる。またポジフィルムを虫眼鏡でのぞくことができるのもちょっと楽しかった。ビデオ作品http://www.powersof10.com/index.phpにもいろいろな指向が凝らされている。イームズ夫妻の写真や持ち物から、生み出されたデザインのルーツを感じることができる。デザインには、何気なく選ばれた自分の身の回りに置くものの雰囲気が漂よい、たましいが宿ると思う。たとえば小さな紙切れひとつでも、選んで持つ人と物との間、または今までのコレクションと新しい物の間に、共通の何かを感じることができる。そこからインスピレーションを受け生まれるデザインは、その人の歴史であり、または内面である。Eames Films~チャールズ&レイ・イームズの映像世界-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕