kokiriのにわ

2013/11/14(木)09:39

力不足

どんぐり文章題(27)

毎週水曜日は、I君(2年生)が我が家に来て「どんぐりの良の質算数文章題」をしている。 が、I君のお母さんの意向で、うちに来るのは2年生の終わりまでということになった。 小さい弟が2人いて、送り迎えが大変、というのが大きな理由なのだが、I君自身は、我が家に来るのを楽しみにしてくれているようなので残念だ。 春までに、I君が自分の家でお母さんとどんぐりをできるように持って行きたい。・・・でもなぁ 宿題の制限も伝えてはいるものの、お母さんの不安感からか、控えめな制限に留まっている。運動させたいから、と9月から陸上クラブ(週1)に入会。 私が自分の力のなさにため息をついていると、長女が 「今日のI君、どうやった?」 と聞いてきた。0MX11のかばさんの水飲み問題をしたけど、「おおきなかばさんは はんぶんのじかんで ちいさなかばさんと おなじりょうの みずをのみます」がどうしても描けなかったことを伝えた。 う~ん・・・と二人して考え込んだ。I君がどこでつまづいているのかなぁ。ピン!と来るには、生活の中で、遊びの中で、どんな経験が必要なのか。ありとあらゆることが経験不足なのは間違いない。でも、時間とお母さんの余裕が全然足りないだろうな。 「半分」ということについては、例えば、I君に折り紙を1枚渡して 「これを丁度半分の大きさにして」 と言うと、きっちり角と角を合わせて半分の大きさに折ることはできる。 この問題でI君は、「大きなかばさんは小さなかばさんよりも沢山水を飲む」と思っている。でも、それは文章から判断したのではなく、単純に「大きなかばさんの方が、お腹も大きいから沢山飲むと思った」からなのだ。 半分の時間で同じ量の水を飲む→同じ量の水を飲むのに半分の時間しかかからない という発想にならない。 分からん帳行きになったけど、彼の頭の中で思考が続いていますように。 

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