魔法の言葉
昔、子どもの頃、こんな言葉を聞いたことがあると思う。「痛いの痛いの、飛んでけぇ」「ちちんぷいぷい」わが子が転んで泣き出したとする。大した痛みでなさそうなら、こうなだめるお母さんもいただろう。お母さんの魔法の言葉は優れた鎮痛効果をもたらすはずだ。「やればできる」これも一つの魔法の言葉だ。「自らを信じて努力すれば明るい未来を切り開くことができる。やればできる」ネットで知り合った人たちが、集団自殺をしたというニュースが2つも飛び込んできた。確かに悩んで悩んで、最後に出した答えが自殺ということなのだろうが・・・?これを報道するメディアも言葉悪く言えば、面白いように夢中になって報道する。ここまで追い詰められた、自分を追い込んでしまった人たちに、いくら魔法の言葉を言っても通じないかもしれない。こんな社会は、誰が作ってしまったのだろうか?それは今の私たちなんだろうか?話しをする時は、相手の目(顔)を見て話しをする。こんなあたりまえのことができない世の中と、まず「さよなら」しなければならない。「やればできる」