味わうこと

食べるものはなんでもいい、おなかがいっぱいになれば。いつも牛どんかハンバーグかラーメン。
着るものもこだわらない。たとえ靴下に穴があいてても、履き替えるのが面倒だからそのまま…。
住むところもただ寝に帰るだけだから、どんなところでもいい。

人間の基本は衣食住。それを大切にしないで、いいかげんに考えている人とは、
本気でつきあえないように思います。
こういう男性との暮らしに夢はあるのでしょうか?
たとえつつましやかな生活であっても、そこに楽しみや喜びを見出すことが、
生きているという実感であり、生かされていることへの感謝に繋がると思います。

彼のセックスもたぶん入れるだけ、出すだけなのかな~。目の前で無造作にランチを頬張る人を眺めながら、そんなことも考えてしまう。こちらからセックスしたいと思える男性というのは、共有する時間を楽しめる人。お互いの体をおいしく味わえる人、という感覚…。
セックスは料理に似ています。素材は同じでも調理法が違えば無限の味わいが生まれる…。この人はどんな味がするのかな?また自分をどんなふうに料理してくれるのかな?という発見のおもしろさ。それがなきゃ、飽きる。

男も女も身近な衣食住のなかに、素敵になれるポイントがあると思います。


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