|
カテゴリ:仕事と人間心理
![]() (注)1月12日に書いた記事。 大阪中部での豚汁のデモ(販売商品は味噌)から帰り、いいちこ20℃と共に幸せな気分でくつろいでいる。 今日の店舗。 メッチャ試食が出たし、売上も上々の上々。 ただ、個人的な反省としては、もしかして具材の1つの大根がまだ固いうちに出してしまったかも知れないな、と。 極力うすく切ったんだが、それでも、、、。 何せ、試食を待ち侘びるあまりに、口実をつけて試食台に張り付くお客さんもいたからね。 豚汁で思い出すのは、2004年の2月にデモンストレーターになって1年近くになった頃、すなわち今自分に訪れた、兵庫県は城崎郡の某スーパー。 当時は京都駅発の始発を利用するにしても地下鉄の時間割からして間に合わないので、タクシーで二条駅まで行き、そこから福知山経由で、片道4時間半をかけ、向かったのだった。 そんなにもして訪れたスーパーの最寄駅。 着いてみれば、大雪。 駅近くは私の腰まで積もっている。 それをかき分け、かき分け、進んでいたら、膝くらいの高さになっていたか。 昼休み。 社員休憩室で、くつろいでいた時、当店の惣菜部門の従業員さんの1人が尋ねてきた。 「どこから来たの?」。 「京都」 と答えた私に、彼女は、 「まあ、そんな遠いところから来てくれたの!」 と、大感激してくれ、お客さん用に作っていた豚汁を2杯も振る舞ってくれたのだ。 豚汁をすする一滴一滴が、冷え切った細胞に染み渡り、カツを入れてくれた。 同時に、敢えてお客さん用の豚汁を分けてくれた彼女の気持ちも。 「温かいことは、それだけで美味しい」 とは、阪神大震災を体験した同業者が話してくれた言葉。 確かに。 そう感じたら、その温かいものを提供してくれた人の気持ちもはばかって欲しい。 写真は、今日の現場の近く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.14 18:00:51
コメント(0) | コメントを書く
[仕事と人間心理] カテゴリの最新記事
|