苔を栽培する。
(注)7月19日に書いた記事。
夫の苔玉作りにはますます拍車がかかり、ついに今朝は
「苔を我が家でも栽培しよう」
と言い始めた。
副業のためではない。純粋に庭のインテリア目的である。
苔栽培の副業とは、ネット記事によると、勤め人をしながらプライベートタイムに自宅で苔を育ててフリマアプリで売ること。
「時代は変わった」
と、つくづく感じる私は、古い人間?
だって、苔が、どこにでもあるわずかの隙間にも生える苔が「商品」になるなんて。
苔だけではない。
草でも石でも葉でも菜でも木の枝でも販売の対象になりうるし、売れれば、ちょっとした金に変わるのだ。
ただし、それを採取する場所はどこでもいいというものではないから、そこいらの配慮とマナーは必要だけれど。
とは言え、
「こんなものが商売になるなんてね」
と驚くシチュエーションは、私たちデモンストレーションの世界でも起こり続けたことで、これは今後も変わらないだろう。
今日では何ということのない「水の販売」だって、最初は驚いたものだ。
「水にカネを払うの? いや、外国ならともかく、ここは水資源も豊富で衛生環境もよい日本じゃないの」
ハイ。ごもっとも。
それが、その水が「〇〇の水」だとかのブランド名がついて、そのうちフルーツ味やヨーグルト味などのバージョンも現れ始めた。
そして、これがまた、デモンストレーションをすると実によく売れる。
一寸先は闇とも光とも知れないのが、世の常であり、面白さである。
写真は、引越したご近所にもらった盆栽プレートにおさめた苔。