2019/11/06(水)00:00
ちょー早かった一週間。
出発前日に飛行機の確認。
あれ、用済みの往路の予約しか見れない?
ANAに電話しよう…
電話番号見つからんし!
なんでー??
どうしてもネットで問い合わせとかよくある質問に行かせたがる。
ま、ほんと、つまらない事でも問い合わせて回線を塞ぐような人も多いかと思いますが、もうチケット持ってる人、特に出発が近い人のためには専用番号くらいどこからでも見つけやすいように出しておいてほしい!メールとかだといつ返事来るかやきもきしちゃうし。
結局出発日の朝にやっと番号を見つけてかけたのですが、50分待とかふざけた事言ってる!!
うそん!家族団らん最終日をこんな事で無駄にしたくないんだけどなあ。
最悪空港のカウンターでなんとか処理してくれるだろうと諦めかけたときやっと出てくれました。
なんと帰りの便の予約はなかった事になっていました!いったん電話を切ってかけなおしますと言われました。母は「もう一日延びたらいいね!」と言ってましたが私は「お詫びファーストクラス」を期待!
まぁそんなうまい事いかず、元々予約してた便に乗れる事になりました。もちろんエコノミー。ちぇっ。私の予想では往路ロスアンゼルスのANAカウンターの女の子がえらくとちったんだと思う。違う人のチケット発券されたし、復路消されちゃったし。ただ、とっても感じのいい子だったのでお目玉くらわないといいけど…。
急ぎだったのでとりあえずキャリーオン一個で来たけど、帰りはキャリーオン2個とチェックする大きいの一個に。いっつもこんな感じなのでアメリカの自宅はスーツケースだらけです。両親も暗い道や高速の長距離運転は辛くなってきたというので電車でも帰れるようにしたかったけどこの荷物じゃなあ。成田まで新しい高速(?)で行きました。一車線しかない。ここで事故ったら一発で渋滞じゃん?途中でどっでかい大仏様が見えたなあ。
無事成田に着き、駐車場で停めて2分後に父が駐車券紛失して大騒ぎ。ああ、4年に一度だったけどこれから3年に一度くらい帰るように心がけよう(笑)。荷物を預け、チェックインして、ごはんにしよう。お、なんかモールみたいになってるよ。Duty Freeはもちろん、和物のお土産さん、ユニクロなどのショップ、薬局、コンビニ… すごい!近くに住んでたらショッピングだけのために来てしまいそう。値段は割高だけど。最後の食事は洋食屋さんみたいなところでオムライス。ちょっと前にオムライス流行ってた時ありますよね?フワとろ卵にデミグラスがけ。んー、思ったより美味しくなかった… 前もまずい回転ずしだったんだよね。成田空港で美味しいものを食べて幸せに帰れる日が来るのでしょうか!?
出発時間。ばいばーい!
今度はゆっくり来るね。
チケットによると私の席は窓側。
寄っかかれるから好きだわ。
持って帰る重めのジャケットも数枚持っているので、丸めてテーブルに置いて突っ伏して寝ることも可能。座席指定がある飛行機に乗る時はのろい人がいると苛々するのでいつもぎりぎりまで待ちます。席に着いてもまだ隣の2席は空席。
そして
「ただいまドアをロックしました」
というアナウンス。
3席占領!???
やったー!!
そこそこ混んでたのに。
ファーストクラスとはいかなくても気分的には近い。
ウキウキして映画を見てたら、1時間くらいしてアテンダントがやってきました。
アテンダント学校で教わったのかしら。
申し訳なさそーーーーーな顔をして私が気づくまで待っています。
「あのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申し訳ないんですがーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
嫌な予感しかない。
「ちょっと不具合のあるお席がありましてーーーーーーーーーーーーー
こちらのお席に移動させてもらってもよろしいでしょうかーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
よくないよ
でもあたしの席じゃないし。
国際旅行してるいい年の大人ですから、そういう顔をして、平静を装って。
「もっちろんいいですよ!」
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
(つд⊂)エーン
一人だと思ったら2人でした。
隣に野郎を座らせやがった。
せめて女性の方に座ってほしかった。
ぬか喜びの分、かえって残念感が強かった。
そういう時は3席を二人に譲ってー、私はファーストクラスでしょー(←しつこい)。
何のおまけもなかったな。
でもなんか謎だった。不具合っていうからモニターかなと思ったけど、男の方はヘッドフォンで何かを聞いてるだけで映画なんか一切見てなかったし。2人の間に会話はあまりなく、男は日本人じゃない。
10時間以上のフライト、一度もトイレ行かず(さすがに最後の30分きつかった)ロサンゼルス到着。ここでの乗り換えはきついです。入国審査はグリーンカードには今のところ全然ゆるかったですが、税関があるので荷物をいったん拾わなければいけません。そしてスーツケース3個持って国際空港トム・ブラッドリー(どんぶらどりーと聞こえる)を出て、ひたすらひたすら国内便のカウンターに向かって狭い空港外の道をカートを押しながら歩きます。探せば空港内のバスもあるのかなあ。いつも結局歩いてるような気がするけど。目的地の番号(アルファベットだったかな?)に着いても歩いてる所は出口の階なのでエレベーターでチケットカウンターの階へ行き、やっと荷物を再チェック。ツーソンからLAはアラスカエアラインだったけど、帰りは荷物が増える事を予想してチェック無料のサウスウエストを選ぶという用意周到ぶり。
持ち込みスーツケースにチュールの未開封袋が入っていたのを忘れて、セキュリティーに引っ掛かりました。丁寧に目の前で取り出され、とぼけた猫の写真のパッケージを入念に爆薬検査されました。万一漏れた時のために服でくるんでたしね(笑)。もちろん異常なしで返されましたけど。
うっかりラスベガス経由のチケット買ってしまったのですが、カジノがあるなんて相変わらずふざけた空港だぜ。同じサウスウエストでもゲートが遠くて遠くて、時間もそんなに無いので競歩で行きました。
帰路は疲れ果てていたので寝てしまい、ロスからもベガスからも機内でドリンクやスナックをもらってませんでした。ちょっとおなか空いてたのでゲート近くでベーグルとクリームチーズ。スーパーだったら6個入り3袋くらい買えるお値段でした。こんどからお弁当持ってこようかしら!
ま、無事ツーソンに着いて、テリーがお迎えに来てくれました。
家に帰ったらブライアンが
「だいぶ進歩した」
と歩行器から杖で歩くところをどうしても見せたいと言ってわくわくしながら私の帰りを待ってたそうです。クララか!
どっちの国にいても、他の国にいた時の実感が無くなる感覚はまだ抜けません。
日本では日本語オンリー、実名で呼ばれ、日本食を食べ、ベースも弾かない。
こちらでは妻であり、KOKOと呼ばれ、アメリカごはんでベーシストで現在仮バンドリーダー。
ほぼ交わらない2つの人格ですよね。
しばらくこの間をぼーっと生きる日々が続き、また単調な日常に戻っていきます。
冒険好きだった婆ちゃんにならって、私も楽しく生きよう。
というわけで、相変わらず独りよがりな備忘的な記録でした。