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カテゴリ:ささやかな幸せ
午後から主人と二人で出かけた。
息子の旅行の日程表ばかり眺めていても埒があかない。心配するだけ無駄のような気もする。 高校生活での修学旅行・・・きっと楽しんでるはず! ~と言うわけで夫婦水入らずで新宮霧の森へ出かけた。 水不足を物語るように「あじさい」祭りだと言うのに、枯れている花が目立つ。 川の流れも澱んでいるようだ。 それでもおたまじゃくしやメダカを見つけてはしゃいでしまった。 レストランは平日は4時までと言うことでディナーは土曜日でなければ無理だったので、急遽、高速に飛び乗り香川県へ向かった。 ドライブを楽しみながら途中で11号線へ降りる。 車中の話も時計を見れば、「今頃は・・・だな」どちらからともなくオーストラリアの予定ばかり。 お互いに顔を見合わせては「親ばか!子離れ出来てないぞ!」と笑っている。 ラジオを聴きながら話をしていると、不意に私の手を掴んできた主人だった。 「ん?」 「たまにはいいだろ?」 「そうね。手を繋ぐの久しぶりね」 思えば、私は主人の手に惚れたのだった。何よりも手のぬくもりと優しさと心地よさに惹かれたのだ。 「この人とずっと一緒に居たい」と思ったことを思い出した。 握り返す手に少し力を込めたら驚いた主人・・・。 「力が強くなったなぁ」と笑った。 洒落たレストランで夕飯を済ませ帰路に着く。 「子どもがたった1週間ほど旅行に行っただけで寂しい思いをするんだから、大学になったら二人きりでどうする?」と主人。 「その時はその時で考えればいいじゃない!海外と日本じゃ又違ってくると思うけど・・・」 「そうだな」 あぁ、私はこの人と結婚してよかったな。何でも話して甘えられる。 舅の件は別として、この人じゃなければ一緒になれなかったな。 感謝しなきゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月21日 23時31分38秒
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