000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【ログイン】

読書のスるメ

2012年07月11日
XML
2012年、○月×日。帝都東京。
今、まさに宇宙怪獣が地球侵略を開始しようとしている。
宇宙怪獣は、大圏まで進行し、帝都東京の上空八十キロの所まできていた。
文字通り地球の、そして、帝都東京の危機である。

しかし東京の街は、
宇宙怪獣が進行しているにも関わらず、今日も平和な一日が過ぎていた。
平和すぎて、多くの人たちが、「ふぁ~」と、あくびをしていた。

1999年7の月。
恐怖の大王が降ってくるというノストラダムスの大予言があった。
しかし当月。実際には何も起こらず、平和にすぎていった。

そんな前例がある。地球。
だから宇宙怪獣の進行に、どこかの誰かが、気づいたとしても。
今、宇宙怪獣が進行していると叫んだりしたらオオカミ少年になるだけだ。

しかし危機は、確実に刻一刻と帝都東京に迫りつつあった。

監視衛星の目をすり抜け、どんどんと帝都東京に迫ってつつあった。
宇宙怪獣を止められるモノは、もうどこにもなかった。
そして……。

遂に宇宙怪獣は、帝都東京にたどり着いた。

……が。
われわれは、ここで重大なミスを見落としている事に気づく。
その宇宙怪獣の大きさである。

今回、帝都東京を襲った宇宙怪獣は、蚊ほどの大きさしかなかったのだ。
危機と書いたが、それは大きな間違いだった。
そんな大きさなので監視衛星も。

そんな宇宙怪獣は、ほどなく蚊と同様、誰かに潰されるのがオチであろう。
プチッっと。少なくとも作者の私は、そう思う。
怪獣といえば、途方もなく大きい。
それが間違いなのだ。

「ああ。平和だ」と、どこかの誰かが、背伸びをして、あくびをした。
あくびをした口の中に宇宙怪獣は、吸い込まれていった。
潰されるまでもなかったか。

とにかく、こうして今日も地球の平和は守られた。

「げぇ~…。最悪。虫、飲んじまったよ」という言葉と共に。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑地球侵略、ポッチとなw






最終更新日  2012年07月11日 16時20分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[ショート・ショート] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.