2008/05/17(土)12:01
細川たかし詐欺の片棒担いだか?
健康寝具販売会社「L&G」の、
「L&G」は、
Ladies & Gentlemenの頭文字だと言うから、
人を食っていると思った。
明らかに楽天市場を模した円天市場も、
いかにも人食っていると思った。
それでも会社は成り立ち商売は出来た。
しかも、マルチ商法で莫大な資金を集めた。
信じられないが、
独自の通貨も発行して流通させた。
そのマルチ商法は遂に摘発され、
多くの被害者が明るみになった。
そのマルチ商法の広告塔になった芸能人は多かった。
その中でも群を抜いたのが細川たかしだった。
マルチ商法の被害者は広告塔の役目を果たした細川たかしと、
他に何人かにたいして、
総額4500万円の損害賠償を求める訴訟が起こされた。
細川たかしは「L&G」主催のコンサートで色々と発言した。
単なる広告塔以上の発言があったと言うのだ。
CMに芸能人や有名人と使うのは、
彼らの名前で商品が売れるからである。
CMに登場する芸能人や有名人が、
その商品を使っているとは誰も思ってはいない。
もし、CMが食品だったら、
彼らがその食品を食べていると思わないだろう。
誰も、CMの製品を飲んだり食べたり使ったりしていると思わない。
と言う事で判断すると、
細川たかしに責任があるとは思えない。
しかも、細川以外にも多くの芸能人が広告塔となっている。
マルチ商法の広告とになった芸能人も情けないが、
芸能人にはそんな仕事も断われないからくりもあるだろうと、
無理に理解するのが大人だと思ったりもするが、
しかし、しかしである。
細川は明らかに単なるタレント以上の関わりがあったようだ。
円天市場など言って、
独自の通貨などと言う、
ままごと紛いの事に騙され事が、
理解できないと言うのが、
事件を知った時の率直な感想だ。
それにでも、訴えられるのは、
細川たかしは必要以上に宣伝活動をしたということだろう。
罪にならない程度の罪に違いないが、
騙された方は、
儲けようと思った結果が騙されたのだし、
騙され損をしても、
一時流行した自己責任とかに、
なると思うが、
さて細川たかしの罪はいかほどだろうか。
細川の言葉、
「あなたたちはL&Gのおかげでたくさんお金が入っていいですね」
などが、被害拡大に繋がったというのが原告側被害者の主張である。
再確認すると、L&Gは約1000億円を集めた。
その片棒を担いだのが細川たかしであると言う事だ。
真実の程は定かではないが、細川のギャラは1回1200万円だったという。そして、出演回数も約50回とかだ。さらには他の歌手を紹介し、そのギャラからマージンもとっていたという。
事実を並べていくと、
細川は詐欺の首謀者側の役割を果たしたと言う事になりそうだ。
野次馬の単純な事件解釈であるが、
「北酒場」が好きだった人間としては、
腹立たしい思いはする。
カラオケでも十八番の「矢切の渡し」を捨てることにする。
因みに松崎しげる、キム・ヨンジャ、瀬川瑛子らも広告塔となった。
何と好きな歌手ばかりである。
当分カラオケから開放という事になりそうだ。