素浪人ブログ

2010/09/24(金)18:00

中国漁船船長は釈放のようだ。

風の詩(447)

事態が動く。尖閣諸島付近での中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で逮捕された船長が、処分保留で釈放させると言う。日本の司法当局の判断だ。  中国の圧力に屈したのかと非難の声も上がりそうだ。処分保留の意味が政治的なものに違いないが、尖閣諸島は日本の領土の表明は明確にして欲しいと多くの国民は思う。    中国人船長の容疑は公務執行妨害。いわゆる刑事犯である。日本側の被害は少ないから、中国政府が騒がなければ直ぐに釈放されたかも知れないと思う。  中国の政治事情もありそうで、胡錦濤国家主席の声は一度も聞いたことはない。恩家宝首相の国連演説にも相当な無理を感じる。  何はともあれ、関係な人々や企業が迷惑を蒙る事態が起きる現実への対応は難しく、何ともいえないが、司法当局も苦渋の選択と言うことか。  まだどうなるか分からないこの騒動の負の部分を高らかに吠え続けた中国政府かも知れない。中国の傲慢さは、これから国際社会と中国評を変える。    中国とアメリカの間で日本は揺れる。中国の傲慢さとアメリカの居丈高さで沖縄は揺れる。尖閣諸島問題に普天間基地移設問題。新冷戦時代とも言われる大国の間で、日本が揺れ沖縄は犠牲になる。  

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