素浪人ブログ

2011/12/03(土)16:21

那智勝浦町で始発電車に手を振って歓迎

陸橋が完成し線路がつながった。 紀伊半島の電車の線路がつながった。台風12号の豪雨で跡形もなく流され鉄橋が完成し、 今日から紀伊半島の鉄道が完全復旧した。始発の電車に手を振って歓迎しようと、 多くの人々が始発電車を待った。  那智勝浦町、那智と天満駅間の那智側にかかる鉄橋が豪災害で跡形もなく流された。豪雨災害の朝、復旧工事の42号線を走り、那智川にかかる橋から見ると、昨日まであった鉄橋が消えてなくなっていた。信じ難い後継を目の当たりにして、海岸部の住人である私は豪雨災害のすごさを実感した。 鉄道の復旧は、年明け、3月後のいう噂があったが、観光地那智勝浦町は、早期の復旧を願った。日本一の那智の滝や、熊野三山那智大社、そして世界遺産熊野古道、勝浦温泉や、マグロ水揚げが日本有数の勝浦漁港などの観光資源が豊富で観光の町である那智勝浦町で、鉄道が寸断されるのは、町全体の死活問題だ。 台風12号豪雨災害からの復興のためににも、鉄道の早期開通は那智勝浦町民の願いであった。ほとんど突貫工事で鉄橋は完成し、今日12月3日の午前11時半に勝浦発名古屋行きの始発の特急が走り始めた。そして、町の有志が呼びかけ、ボランテイアグループなどが協力して、「電車へ手を振ろう」と、多くの人々が那智駅近くの、那智側沿いの陸橋の上に集まった。  そして、定刻に勝浦駅を出発した名古屋行きオーシャンビューに手を振って歓迎した。私も手を振り歓迎の声を上げる人々の中にいた。満員の社内では乗客が手を振りこたえ、台風12号の豪雨で鉄橋が跡形もなく流され不通になっていたJR紀勢線が3ヶ月ぶりに全線開通した。  

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る