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2019年01月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
私は日本語で話すとちょっとためらうような話も、英語だと意外とできてしまいます。

例えば、セクシュアル・リレイションシップ。
セクシュアル・リレイションシップとはつまり性的関係、ですね。
日本人とはたとえお母さん同士でもこの話をしたことはありません。
しかし、英語だと工夫して遠回しに言う技術を私は持っていないので、ストレートに聞いてしまえます。
先日もフィリピンの10歳を筆頭に3人のお子さんを持つ先生とセクシュアル・リレイションシップについて話しました。
フィリピンではほとんどの人がカトリック教徒です。
つまり、堕胎を罪と考えるお国柄です。
しかし、10代の妊娠が多く、子だくさんな家庭が多いそうです。
8人兄弟とか普通にいる、って言っていました。
フィリピンでは堕胎は周りに知られたら本人だけではなく、その一族が周りから白い目で見られるのだそうです。
しかし、堕胎は闇で多く行われていると言います。
日本のように終身雇用制があり、高卒でも、それなりに教育してもらえる、ということはなく、高卒ではたいした仕事はできないそうで、失業率も高く、(公式には5.3%だそうですが、実際はそんな感じではないとおっしゃっていました)学生で妊娠したら、生きていくのが大変困難だからです。

日本の状況を聞かれて、日本では経済的に困難であれば堕胎は可能で、公になってもそれほど非難されない、という話をしました。
高校生の頃、堕胎したクラスメートの話を聞くこともあったと話しました。
高校生、大学生でセクシュアル・リレイションシップをもつ学生は少なくないが、その一方で「草食男子」も増えている、という話もしました。
「草食男子」に先生は笑っていました。
自分がどう考え、行動してきたか、どう子どもに教育すべきか、お互いに話し合い、とても有意義な時間になりました。
こういう機会があるのってありがたいです。

外国語なら、日本語では話しづらいことも話せてしまう私です。





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最終更新日  2019年01月02日 00時00分28秒



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