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カテゴリ:スピリチュアル
「神との対話 25のコア・メッセージ」(ニール・ドナルド・ウォルシュ著、吉田利子 訳)で、神様は言います。
「自分の欲や利益しか頭にない人が人命を容赦なく踏みにじる出来事について、 ---わたしたちはこのような苦しみをじつにリアルに経験する。 それはどう考えればいいのか。 まず「神」はばらばらの存在として物事を創造しているのではないことをはっきりさせておこう。 人間の経験の中で創造される行為、行動は全て、人間が創り出している。「神」は空の高みにいて、恐ろしい人間の状況を創造しているのではないし、私たちにその状況を押し付けて、上から見下ろし、逃れようとのたうち回る姿を眺めているのでもない。 人間が今のように行動しているのは、わたしたちは何者で、神とは何で、生命/人生とは何なのかという出来上がったストーリー(「脚本」といってもいい)を聞いて、受け入れ、それを生きているからだが、このストーリーは全く真実ではない。 ---このストーリーは世代から世代へと受け継がれてきた間違った見解であり、それは自分は何者で、神とは何で、生命/人生はどんな仕組みで動いているかについて人間が思い出すことーーーだが、「真実にしては素晴らしすぎる」からと、否定してきたことーーーとは正反対なのである」 私たちが受け入れ、行動のベースとしているストーリーと、人間が思い出す「真実にしては素晴らしすぎる」内容(愛は無条件で与えられ、可能性は無限である、といったもの)が正反対であると、神様は言う。 例えば、と神様は言う。 わたしたちの大半は心の奥では、「わたしたちは一体である」と知っている。 これは本能的な知、細胞に記されたコード、脊髄反射的な理解で、それがあるから、赤ん坊を助けるために燃えているビルに飛び込んでいく。そんな時、自分の生存は問題にならない。 私たちの大半は、このことを身体の芯で感じているー——だが、おもしろいことに、ほとんどの時間は無視している。危機的な状況にある誰かを目にしない限り、自分のサバイバルが基本的な本能だと考えている。 ここでいう「私たちが受け入れ、行動のベースとしているストーリー」は「自分のサバイバル」である。 そして、「『真実にしては素晴らしすぎる』内容」は「私たちは一体である」ということ。 だから、と神様は言う。 自分の欲や利益しか頭にない人が人命を容赦なく踏みにじるなど、人間として最悪のシナリオは全て、本当のわたしたち、本当の神、そして生命/人生の本当の仕組みについての最高で最も壮大な現実を信じることを、私たちが悲惨にも拒否し、代わりに演じている虚構の「シナリオ」を信じることで、私たちが創造しているのだ、と。 2/24で侵略戦争は1年を迎えた。 神様がいうのを当てはめるなら、プーチン氏が行う人間として最悪のシナリオは全て、「自分のサバイバルが基本的な本能」だと考えることで虚構の「シナリオ」を信じているから、となるだろう。 虚構の「シナリオ」を信じているのは、プーチン氏だけではない。たいていの時間の私たち皆、だ。 神様は尋ねる。 「どちらのストーリーの方が、受け入れる人類にとって有益なのか」と。 「ストーリーはどれも真実ではないとしよう。それなら、あなたはどれを信じたいだろう?どれなら心の安らぎをもたらすだろう?」と。 選ぶのは、私。私たち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月28日 13時52分29秒
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