実家の奈良で3泊4日。のんびりした休日を過ごしました。今回は改めて育った奈良の魅力に浸り、奈良公園の裏まで足をのばしたり、幼なじみの家に遊びにいってご飯を作って話したり…その幼なじみは今や奈良で活動する有名映画監督。今彼女の作品が奈良公園東大寺の二月堂で展覧されている。
小さい頃から一緒に育ち、中学、高校も同じ。大学まで同じところに進学するはずが何かを「創る」ことに目覚めた彼女は映画の世界に進んだ。しかも作品は全てならの育った街、そこに住む人を題材にしている。7年前カンヌ映画祭で最年少しかも女性、日本人初の新人賞を獲得する快挙を成し遂げた。今も自分のペースで奈良と東京を往復し、色々な仕事をに関わりながらも「1000年でも残る作品を創りたい」と時代に流されることなく、奈良にこだわり、奈良でしかできないことをしている。彼女に会うたび、自分の育った奈良を改めて思い返し、そのすばらしさに感動するのだ。今回は特に美しい奈良を見た。緑の色、風のにおい、素朴な人たち…奈良を出てからはや8年以上。今は目の前が大通り、排気ガスいっぱいの大阪のど真ん中に住んでいるが、帰るところのあることの有り難さを痛感した休日だった。息子ものびのび休み、初めて花火をし、随分喜んでいた。またゆっくり変える日を楽しみに、明日からエンジン全開でがんばろう。
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Last updated
August 15, 2004 06:11:33 PM
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