手術から1年半経過し、検診の結果を聞きに主治医の元へ。
今回の結果全て異常なし。実はかなり緊張していた。3ヶ月前の検診で腫瘍マーカーが上昇していたから…。少しの身体の不調にも過敏すぎるほど気にしていたけれど。前回の検診でそのマーカーの上昇が薬のせいだろうとの主治医の判断と、あまりにも副作用がですぎたこともあって、全ての薬を止める決心をし、今に至る。私の身体は薬がある意味ききすぎる。今の私の状態で薬をのむということの効果は「お守り程度」だと判断する主治医を信じ、そのお守りも持たないことを決心したのだ。彼いわく「自分の身体を信じてやることが一番」という。彼は私を執刀したドクターではない。私の執刀医は私の手術後しばらくして別の病院へ。しかし今の主治医は私にはあっている。ドクターにも本当にいろいろな人格があり、長い付き合いをしていかなければいけない患者にとってはある意味人間関係。ドクターに取れば何百人といる患者の一人ではあるが、驚くほど丁寧に話してくれる人も少なくない。主治医が言った「自分の身体を信じてやること」そしてもう一人私が非常に信頼を置く放射線科医が「落ち込んでるほうが免疫力落ちるよ」「君は僕が今までたくさんあってきた患者とどうもタイプが違うよ」と言った言葉を通じて、人としてその2人のドクターにはどこか通じるものを感じている。あとは何より自分の生き方。これまでの生き方のせいでこの病気になってしまったなら、何より生き方を変えなければまた同じ事を繰り返していってしまう。今日新たにスタートを切る気分で一つ一つ自分が大切に思うことを実行していこう。金メダルを取った北島選手の言葉を借りて「超気持ち良い!」検査結果でした。
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