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宗教監禁被害者「心のネットワーク」

脱会活動の母体である水茎会について

 この会は、宮村が中心となって組織されている、統一教会に対して反対の立場をとる父兄達の集まりです。そして反対するだけに留まらず、教会員を監禁してでも脱会させようとしているのです。地方からわざわざ毎週土曜日上京して集会に参加する熱心な父兄もいました。なぜそこまでするのかといいますと、脱会の成功率が高いからです。全国には統一教会に反対している牧師はたくさんいますが、こと拉致・監禁問題においては、宮村はそれら反対牧師を束ねているような立場にありました。ですから、何回か子どもの脱会に失敗している父兄は最後にはここにたどりつくようです。
 この会は通常は土曜日に集会がもたれています。以前は新井薬師の聖書の友教会という日本基督教団の教会の礼拝堂が集会場所となっていましたが、色々問題があってその場所は借りれなくなったのだそうです。聞くところによると聖書の友教会の関係者らがこのままだと宮村にこの教会を乗っ取られてしまうのではないかと心配して水茎会を閉め出したとのことです。聖書の友教会の前は荻窪栄光教会というところで行われていましたがそこも信徒達の反対があって宮村と共に脱会活動をしていた森山牧師が入院したのを契機に追い出されたらしいのです。
 水茎会は宮村をはじめとして一部の熱心な父兄や元信者らによって運営されています。会費は月に五〇〇〇円と記憶しています(平成元年)。出席者はチェックされ、一覧表になっていました。出席率が低いと余り熱心ではないと評価され、監禁する順番にも影響してくるので、必死になって出席するようです。
 父兄の中には会社の部下まで連れてくる人もいました。 集会ではまず、有馬牧師の聖書を中心とした話がありました。そしてその後宮村が、いかに統一教会がでたらめな団体であるかということを吹聴するわけです。脱会者がいれば、脱会宣言をする事もあります。脱会したてで、ふらふらしている人にはたいへん効果的なものとされていました。私も宮村に「脱会宣言をするとすっきりするよ」と言われ、脱会宣言を勧められました。
 時折、全国の統一教会に反対の立場の牧師達を集めて集会を開くこともありました。残念ながら、そこに参加しているどの牧師も、拉致・監禁を正当な方法であると考えている牧師達ですが、一方、拉致・監禁に否定的な和賀信也牧師のような人は参加していないようです。
 宮村は自分が脱会を手がけている教会員だけでなく、地方に脱会が困難な教会員が監禁されていると担当の牧師から要請を受けると、地方まで元信者を伴い、出向きます。地方で監禁され、脱会した人でも、リハビリということで、杉並近辺に住んで宮村の指導を受けることもありました。
 私は宮村に命じられて水茎会の入会願書のようなものの整理をしたことがありますが、整理番号が一〇〇〇番ちかくまで振ってありました。
 また杉並区にある、西央マンションには事務所を借りていました。そこにはパソコンも置いてあり、脱会した人達全員が教会員の中で知っている人達の名前や知り得る限りの情報を提供し、インプットします。 平成元年の段階では一万人以上のデータがインプットされていたようです。パソコンを使いこなすためにパソコンを誰かに習いに行かせたようです。
 日曜日の午後になるとそこは元信者や父兄が集まり、作業をしたり、憩いの一時を過ごしているようです。また相談に来る父兄もいるので、相談にのったりもしているようです。
 父兄の中で特に熱心だったのはNさんのお父さん、米穀店を経営するIさんという人が記憶にあります。Nさんのお父さんは定年退職をしていたので時間もあり、親子ともども熱心にやっていたようです。
 Iさんはお米を監禁場所に配達していました。私が監禁されているときもIさんは米を配達にきました。
 新宿西教会の有馬牧師は主に脱会した元信者のアフターケアーということで聖書の勉強会をしていました。有馬牧師は自分は説得活動はしないといって、監禁されている統一教会員に棄教を迫ることはありませんでしたが、よく宮村と連絡を取っていましたし、水茎会の集会では父兄たちを前に説教をしていました。宮村とは時々意見を異にしていたようでした。以前、荻窪栄光教会で宮村と共に脱会活動をしていた朴エステル牧師のことをお金をもらって脱会活動をしていると非難していました。朴エステル牧師はお金を沢山積めば監禁する順番を早めたりもするらしいのですが牧師として疑問に感じるといっていました。私から言わせてもらえば、父兄の背後にあって、拉致・監禁による強制改宗を指導している実行犯の宮村と共同で元信者達のケアをしている有馬牧師自身が、朴エステル牧師の事をとやかく言えるような立場ではないと思うのですが、ともかくすべての事が矛盾しています。
 以上が私が拉致・監禁されてから現在に至るまでの全内容です。


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