フロリダより、愛を込めて! 全盲の娘の子育て日記。

2005年アイキャン・ミーティング(3)

2005年4月1日投稿 アイキャン・ミーティングへ行って来ました。

30分ほど休憩をはさんで、アイキャン・ミーティングです。
ボランティで役員をしてくださっているお母さん達が前にでて、
これからの活動の予定、
また、会の運営の為に重要な
寄付金集めのアイデアなどを、皆から求めます。

シュナイダー先生からは、2年後の2007年のミーティングを
フロリダ州立盲学校のある、セント・オーガスチン市で開催される
アナウンスがありました。

リンジーのお母さんと私が、2007年のミーティングのお手伝いを買って出る事にしました。
これから、忙しくなりそうです。

ミーティングに続いて、ティーンエージャーによる
パネルディスカッションが開かれました。
9歳から15歳までの4人の子供達が前に出て、
親たちの質問に答えます。

ミッシェルにとっても、
パネルディスカッションは初体験。
親にしてみると、
 「ちゃんと答えられるかな、、」と
心配せずにはいられないのですが、
そこは本人に任せ、私たちも視聴者となって
楽しむ事にしました。

どうした訳か、、ミッシェルの姿だけ現れません。
シュナイダー先生の説明によると、ミッシェルが行方不明。
「????」
どうやら、ミッシェルのグループは博物館の見学へと
出掛けてしまったようでした。

パネルディスカッションも後半になり、
後ろの方から、ミッシェルが急いでステージにやって来ました。

「ありゃ、、この分じゃ、心の準備が出来てるかな、、」

とついつい手に汗を握る私ですが、
その心配はよそに、結構落ち着いて
いつもの、太いつやのある声で質問に答えるミッシェル。

ミッシェルのちょっと間を置きながらも、
正直な発言に、
思わず、会場から笑いがこぼれました。

「まずい!ミッシェルの嫌いなパターン、、。」と思ったのもつかのま、、

必死に質問に取り組んできたミッシェルは、
すかさず、マイクに向かって、

「、、、こうやって、人に笑われるのは、好きじゃないありません。!」

不快感を表していました。
場内は一瞬にして、沈黙に包まれました。

シュナイダー先生が
「ミッシェル、大人は、子供達の可愛い様子を見て、ついつい笑ってしまうので、
決して、貴方が変だとかおかしい事をいったから笑った訳ではないのですよ。」と
説明してくれました。

本人が納得したかどうかは別として、、
請願者の中で生きて行くミッシェルにも、
学んで行くところはまだまだ、沢山ありますが、

こうやって胸の内を垣間見せてくれる子供達の発言にも、
彼等が請願者の中で、いつもどう感じているか、
親にとってもとても勉強になったセッションでありました。

午前部が終り、
息抜きのランチの時間が来ました。

朝から、子供用のプログラムに参加していた子供達も、
ランチの時間には親元に戻って来て、
皆で、賑やかな昼食です。

このミーティングには、日本からいらした水島先生の他に、
もう一人、ニューヨークにお住まいの小眼球をお持ちのお子さんの
お父さんが参加されていました。
初対面とは思えないほど、話は弾み、
どの親も、同じ障碍を持った子供の親同士の
心の絆を感じていたに違いありません。
久しぶりに日本人に囲まれて、
主人の日本語にも力が入ります。

どの親たちも、とても明るくて
子供の障碍に対して、前向きな姿勢を持っていると言う印象を受けました。
ミッシェルやリンジーの様に、大きく成長した子供達を見て、
生まれたばかりの無眼球の赤ちゃんを抱いたお母さんは、
胸が一杯になったようで、目を赤くはらしていました。

5-6歳の女の子で、小さい時に受けた手術の経過が思うように進まずに、
いまだに、義眼が入らない子もいました。
近くに義眼師さんがいないので、
なかなか頻繁につれて行く事ができないとの話でした。

そんな親たちにも、
子供の目の様子を診察して、
「こんな形のコンフォーマーにしたら、うまく行くはず。」
とご自身の経験と知識から、
的確なアドバイスを与える水島二三郎先生。
皆、わらにもすがる思いで、
少しでも子供の為になる情報をと、
真剣なまなざしで、メモをとっていました。

そんな親たちの姿に、自分の姿を見るような思いでした。

続く、、、。






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