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アイキャンの会議も待ち遠しいミッシェルですが、
今週末は、恒例となりましたジョージア州・アガスタ市で、鈴木メソッドのバイオリン・チェロのワークショップが開かれます。 去年のワークショップに参加した時は、バイオリンの首が折れた惨事にもめげず、楽しい思い出を沢山持って帰った娘は、今年も参加すると張り切っています。 教本7番になったミッシェルは、一番上のクラス。 鈴木メソッドの曲はマスターしているから良いものの、 オーケストラのクラスでは第一バイオリン担当で4曲程、 娘のなじみの無い曲がファックスで送られて来ました。 プリントの楽譜が読めない娘は、、 (実は、点字の楽譜が手に入りにくいし、、、 音楽の全盲の先生が厳しいからいやだ、、と 何だかんだと親子で理由をつけては、 娘は点字の楽譜読みを殆ど練習をしていないのが現実であります。) 今でも先生のレコーディングをや発売されているCD聴いて、暗譜しています。 時には、下手ながらも私がキーボードを弾いて、手伝ったりもしています。 とにかく、曲をマスターするまでが、ちょっとしんどい娘です。 ワークショップまで10日ちょっと。 先生が早速届いた4曲をバイオリンで録音してくれました。 それを一度に全部、聴いて、、 「こんなに沢山、ワークショップまでに、覚えられない~~~」 と、毎日、学校の宿題に追われる彼女は、 少々、弱音を吐いていましたが、、 でも、ワークショップに行っても聴いてるだけで、 弾けない事にはつまらない事も、良く知っている彼女。 オーケストラで練習する曲の順番を教えてもらい、 一つづつ、覚えられるところまで覚える事にしました。 「じゃあ、1曲か2曲でも覚えられるだけやってみるか。」 と、オーケストラの曲の特訓です。 先々週の日曜日に何とか2曲をマスター出来た彼女。 「じゃあ、もう1曲頑張ってみるか、、」 と3曲目の一番長いモーツアルトを弾き始めて、 それも先週の土曜日に何とか覚え、 「3曲覚えた、頑張ったね。 もういいね、、。」 と娘がちょっと可愛そうになって来た事に加え、 練習に付き合って、 横でキーボードで音をとったり、 手をたたいてビートをとったり、 アップ・ボーだの、ダウン・ボーだの、スラーだのと声を張り上げながら、弦の方向を教えてあげたり、 声をからして一緒に曲を歌う、 バイオリンが弾けない母にしてみると、、、、 娘と一緒に、3曲をマスターしたところで 正直、、、 「もういいよ、、。」だったのです。 しかし、 「最後の曲もやりたい。」と根をあげない本人。 「一人でできるから、大丈夫よ。」と 先生のテープをかけては止め、それを真似てバイオリンで弾いては、 また、テープをかけしている娘を見て、 私もやっぱり、横から手をたたきながら、声をからして アップ・ボーだ、スラーだと言いながら一緒に歌う事にしました。 日曜日と月曜日の晩にとちりながら、何度も練習して、 どうにか、こうにか、、4曲全て、マスターしたようです。 パチ! パチ! パチ! 一度に全部を覚えようと思うから、ため息も出ますが、 1曲づつ、やれるところまでやってみるか、と思えば、 なんとか出来るものだと、、 忍耐力と努力に関しては、数段上の娘に 今回も、私は、色々と教えられました。 娘の顔にも、満足げな笑顔が湧いています。 きっと、楽しいオーケストラとなるでしょう。 それにしても、去年、出会ったアンドリュー君一家は、 今年も参加するかな、、と心ひそかに期待する母であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月27日 13時07分44秒
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