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テーマ:鉄道(24427)
カテゴリ:鉄道
![]() ![]() ![]() 3枚の写真は、1968年3月に東京駅で撮ったものです。 急行伊豆のヘッドマークを掲げている電車は、157系です。157系は、最初に投入された列車名から「日光形電車」とも呼ばれています。東海道新幹線開業による1964年10月のダイヤ改正では東海道本線の昼行特急が全廃となり、それまで特急で使用されていた157系が、1964年11月にデビューした東京~伊豆急下田・修善寺を結ぶ急行伊豆に使用されることとなりました。その後、1969年4月に東京~伊豆急下田を結ぶ特急あまぎに157系が使用されたため、急行伊豆は153系電車を使った普通の急行列車になってしまいました。 153系の急行東海と並んでいる両開き片側3ドアの近郊形電車は、113系です。1962年に湘南電車、横須賀線で営業運転が開始されました。113系は大都市圏のほか、房総地区や東海道・山陽地区のローカル輸送など、主に本州内の平坦で温暖な地域の路線で広く普通列車から快速列車に用いられました。 中間車両の写真は、サハ100-205です。この車両は、モーターも運転台もない付随車であるにもかかわらず、パンタグラフを置くための台が屋根に取り付けられています。パンタグラフ台が付いている理由は、車体と機器類は将来の電動車化を考慮した構造としたからです。101系は、全車両をモーター付きの電動車として編成全体の出力を高め、高加減速運転を行う方針の下で進められましたが、変電所容量やコスト面から困難となり、将来の電動化を考慮した付随車が製造されることとなりました。なお、写真のサハ100-205は、付随車ながら電動発電機と空気圧縮機が付いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.25 00:00:10
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