2006/11/13(月)01:19
研究授業
何十年ぶりかの研究授業をやった。
自分では、理科教師としての集大成を見せようと思った。
(ちょっと大げさ・・・)
授業は、地球と宇宙の単元の1時間目。
デジタルコンテンツを使うだけでなく、普段の授業の様子を見てもらいたかった。
生徒達との呼吸。
生徒の発言。
生徒達のいつも使っているノート。
生徒達のレポート。
選択授業の成果。
あらゆるもの。
廊下には、単元レポートや地球環境をテーマにしたレポートの展示。
太陽光発電の実際とアイディア募集の呼びかけ。
百福自然農法の成果の展示などをした。
学習指導案にも、いろいろとおまけをつけた。
授業が終わったら、生徒に全員ノートをそのまま机の上に置いておいてもらって、研究協議のときに先生達に見てもらった。そこには、僕の授業の魂とノウハウの全てが入っている。
研究協議を終えて、25年間分の授業を承認してもらえたという感じだった。
とってもうれしい。
でも、でも、なんだ自分は、やっぱり人に認めてもらいたいんだなと思った。
先生達の参考になるようにって精一杯やったつもりだったけど、実のところやっぱり「先生すごいじゃん!」って言ってもらいたかったんだ。
そんな情けない、しょぼい先生なのだ、自分は。
と飲みながら気づいた。
それよりも毎時間、「理科って、おもしろい!」と思わず言ってしまう生徒を増やしたい。