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茶の湯をすると必ず耳にする歌があります。利休の好んだ歌で藤原家隆の
「花をのみ待つらん人に山里の、雪間の草の春を見せばや」 まさに現代に通ずる歌だと思います。ものや目に見える価値ばかりを追い求めていると、本当のことに気づかず見過ごしてしまう。ヒッソリとではあるけれど燃えるような春の息吹を日本人は感じ取っていました。 もうそろそろ終わりですが、フキノトウの天ぷらは春の息吹が口いっぱいに広がります。 春の献立 一例(日によって変わります) ○ 前菜 ゴボウの松風煮 山芋の揚げ煮浸し 海老の王冠焼 ○ 先付け 加茂なすの西京焼き ししとう・ぎんなん、ゆり根添 ○ 椀 ゴマ豆腐のきのこあんかけ ○ 中皿 山菜の天ぷら ふきのとう、こごみ、たらの芽 ○ 焼き物 すずきの白しょうゆ焼 ○ 焚き物 筍・わかめ ○ お食事 白飯・汁・香の物 ○ 水物 アイスクリーム、フルーツ ○ お抹茶 ユキワリソウ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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