「ラストマイル」を観てきました。
正式には「ラストワンマイル」というそうです。(詳細は後述します。)
社会派の映画ですので労働問題につおての勉強にもなります。
今回の「ラストマイル」では、「シェアード・ユニバース」が実現しています。
ラストマイル×アンナチュラル×MIU404の役者が勢ぞろい。
二つのドラマの出演陣も、ドラマと同じ役で映画に出演するという構成です。
さらに、主題歌も3作とも米津玄師さんが担当しています。
豪華すぎるキャストにシェアード・ユニバース、物流をめぐるストーリーに魅惑させられました。
■内容と感想
ブラックフライデー前夜に届いた荷物が突然爆発する。
そこから4日間の物語。
大量の荷物を早く、正確に運ぶため多くの人たちが必死に関わり、その荷物を楽しみに待つ人の思いが、日常と重なる映画でした。
公式HPはこちら→ラストマイル
■この映画を観る場合、入試問題でも物流についての用語を紹介します。
①ジャストインタイム(JIT)
必要なものを、必要なときに、必要な量だけ供給する物流方式。
これにより、在庫を最小限に抑え、効率的な生産や販売が可能になるが、
供給の遅れが全体の工程に影響を与えるリスクもある。
入試問題では車の製造方式で出題されることがあります。
②サプライチェーン
原材料の調達から製品の製造・流通・消費者への納品までの一連の流れを指す。
各段階が連携して、効率的に商品を供給する仕組みとして重要視される。
④3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)
企業が物流の全体または一部を外部の専門業者に委託する形態。
物流の効率化やコスト削減が期待できるが、委託先の管理が重要となる。
※4PLというさらに大きな仕組みもあります。
3PLは、具体的な物流作業を担当。4PLは、物流戦略全体を設計・管理し、3PL業者統括する立場。
⑤ラストワンマイル
商品が消費者に届くまでの最後の区間を指す用語。
EC(Electronic Commerce: 電子商取引)の普及に伴い、配送業者や宅配サービスの効率化が求められており、都市部の渋滞や人手不足などの課題もある。
⑥コールドチェーン
生鮮食品や医薬品など、温度管理が必要な商品を、製造から消費者に届けるまでの流通過程で、常に低温状態を維持するための物流システム。
これにより、品質や安全性を保ちながら長距離輸送が可能になる。
入試問題では新鮮な農産物の鮮度を保つシステムとして出題されることがあります。
⑦ハブ&スポーク
輸送や配送において、主要拠点(ハブ)を中心に、各地(スポーク)へ効率的に商品を運ぶ方式。
都市部の物流拠点を中心に、周辺地域へ商品が運ばれる仕組みとして活用される。
※ハブとサテライトという言い方もあります。
⑧ロジスティクス・パーク
物流センターや倉庫が集まった特定の地域や施設。
ここで荷物の集積・管理・配送が行われ、効率的な物流が可能になる。
主要都市の近郊や交通網が整備された地域に存在することが多い。
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