過去問題の模範解答との向き合い方

2024.09.15

テーマ：中学受験のお母さん集まれ(6198)

カテゴリ：中学受験

受験生は早い家庭では買いそろえが終わった時期かもしれません。

最近は学校によってはホームページでＰＤＦで入手できるところもありますね。

■中学受験の七五三の法則

七…出願校
五…受験校
三…合格校

こういう目安があります。

１校で複数回受験できる学校もありますので７校はあくまでも複数回受験を含めると考えましょう。

■私国立中学校受験の場合

　１月…埼玉・千葉で出願は２～３校
　２月…２～５校
　インターネット出願ができる学校が多いので出願は多めの準備はしておきましょう。

■過去問題は何年分？注意点は？

第一志望…３～５年分
第二希望…２～３年分
第三希望…１～２年分

４教科実施し、傾向と時間配分を整えます。

４教科受験の場合がほとんどだと思いますので、第一、第二志望を中心に行いましょう。

ただし、同じ学校で複数回受験を検討している場合は５年分×２回などだとかなりの時間を要します。

第三志望以降の場合は３年分と２年分、４年分と１年分等で対応しましょう。

大切なのは、どの学校をどの回次、何年分やるかを決めておくことです。

■塾などでのアドバイスで開始時期は決めるといいですが、やりきれない場合があります。

　模試、過去問は直しも時間がかかり、体調不良等で時間がとれなくなることもあります。

　子どもの体調が悪い場合は医者から許可がでるまでは一切やらないことを勧めます。

■すごい古い問題を入手し、子どもにやらせる場合

　悪くはないですが、学習ペースが崩れないように教科を絞ることです。

　特に、社会の時事問題は、当時の時事なので、採点に含めず、傾向だけさぐる程度にしましょう。

■過去問の記述の模範解答

　無理に合わせられなければ、解答のレベルが合っていない可能性が高いです。

　大人がじっくりと時間をかけたすばらしい解答です。

　そう思い、割り切ってテスト時間内で書ける解答で部分点をもらえるようにしましょう。

　どうにもうまくいけず、４教科で国語の記述が足を引っ張る場合はコーチをつけるといいです。

　文章の読み方、設問の捉え方、考き方を整理してもらいましょう。

■公立中高一貫校の場合

　私立…適性検査型入試を１～３校

　都県市立…１校　※公立の受験は正式には受検といいます。

特に作文や資料分析の〇付けと採点、直しは時間をかけてどこから導き出したかを探しましょう。
　都県立が不合格の場合は私立に行くか、地元に行くかの選択はあらかじめ決めておきましょう。

　
頑張れ、受験生！　

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■試験時のお勧めグッズ
・過去問演習時に腕時計を身に着けながらタイマーで練習。
　徐々に腕時計だけで進めて初回の入試を迎えます。