モチベーションとは、日本語に訳すと「動機」という意味を持つ言葉です。 本来は、欲求から行動へと変わるプロセスを指します。改めて考えてみると「やる気」や「集中力」と解釈することが多いでしょう。
子どものモチベーション(動機)を維持するという観点で、親としてどういう行動ができるか10例絞ってみました。当てはまるものがあったり、取り入れるものがあれば幸いです。
①ご褒美設定法
小さな目標達成後にご褒美をあげると、やる気が持続します。
1. 今日の目標を具体的に設定。
2. 達成後のご褒美を決める(好きなおやつ、ゲーム時間など)。
3. 目標達成に向けて集中!
②ポジティブな言葉がけ
子どもにポジティブなフィードバックをすると、自信とやる気がアップします。
1. 小さな成果も褒める。
2. 努力の過程を認める。
3. 具体的な褒め言葉を使う。
③成功体験の共有
子どもに成功体験を感じさせることで、自己効力感を高めます。
1. 簡単な課題から始める。
2. 成功を一緒に喜ぶ。
3. 次のチャレンジを提示する。
④一緒に学ぶ時間の設定
親子で一緒に学ぶ時間を持つことで、学習の楽しさを共有します。
1. 毎週の学習時間を決める。
2. 一緒に課題に取り組む。
3. 成果を共有する。
⑤目標設定のサポート
目標を一緒に設定することで、子どもの意欲を引き出します。
1. 現実的な目標を設定。
2. 進捗を確認し励ます。
3. 達成したらお祝いする。
⑥学習環境の整備
集中できる学習環境を整えることで、学習効率を向上させます。
1. 静かな場所を選ぶ。
2. 適度な明るさと温度を保つ。
3. 必要な道具を揃える。
⑦適度な休憩の導入
適度な休憩を取ることで、集中力を持続させます。
1. 勉強時間を区切る。
2. 軽い運動やストレッチをする。
3. リラックスできる時間を作る。
⑧自主学習の習慣化
自主的に学習する習慣を身につけることで、主体性を育てます。
1. 自主学習の時間を確保。
2. 課題の自己管理を促す。
3. 振り返りの時間を持つ。
⑨成果の可視化
学習の成果を可視化することで、達成感を感じさせます。
1. グラフや表を使って成果を見える化。
2. 進捗を記録する。
3. 成果を掲示する場所を作る。
⑩家族のサポート
家族全員でサポートすることで、安心感を与えます。
1. 家族で一緒に目標を設定。
2. 定期的に進捗を確認。
3. お祝いの場を設ける。
手帳に記入したり、カレンダーにメモしたり、スマホに書き込んだり、その場で対面で会話を交わしたりなど、行動は意識的、無意識的に改めて振り返るとよいと思います。
■ポイント
とりあえず3回やってみることです。三日坊主も3回続けば習慣になります。不要ならば、不要だったというメタ認知が親子ではぐくまれます。
頑張れ!受験生!
■オススメ本
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子育てハッピーアドバイス [ 明橋大二 ]