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2025.03.06
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カテゴリ:中学入試

春休みは、中学受験を控える生徒にとって貴重な学びの時間です。国語の力を伸ばすためには、論理的思考力を鍛えることと、様々な体験を通じて見聞を広げることが重要です。本記事では、春休みにおける効果的な国語の勉強法を紹介し、小学4年生から中学1年生以降の各学年の保護者向けに具体的なアドバイスをお届けします。春休みを有効活用し、お子様の学びのサポートになれば幸いです。​

論理的思考力をつけること

論理的思考力は、国語の理解力を深め、文章の構成や意図を読み解くために不可欠です。春休みに取り組むべき活動として、以下のような方法があります。​

読書・映画鑑賞​

物語やエッセイなど、様々なジャンルの本を読み、内容を要約したり感想文を書くことで、論理的思考を鍛えます。​

論理パズルやクイズ​

 論理的な問題を解くことで、思考力を鍛えます。例えば、クロスワードパズルや推理ゲームなどが効果的です。

小学校高学年以上は春休みに親子で読める一冊「ドラッガーに学ぶ仕事術」

今年(2025年)は、現代経営学の創始者、ピーター・ドラッカーの没後20周年に当たります。

本書では、「ドラッカーの仕事学」を、「自己実現」「組織論」「ビジネスマインド」

「マネジメント」「変革とイノベーション」の5つのテーマで整理して説明されているので、すんなりと理解できます。また、『論語』や『易経』などの東洋古典との共通点を紹介し、多角的に「ドラッカーの仕事学」を理解できるように工夫されている点は、類書にはない特長です。引用先:本著紹介より

​Amzonで予約販売が始まっています「ドラッカーに学ぶ仕事学」で検索してみてください。​

体験(見聞)をすること

実際の体験やる見聞は、国語力を高める上で重要です。春休みには以下のような活動に取り組んでみましょう。​

博物館や美術館​

展示物を見学し、その内容について考えたりレポートを書くことで、表現力や理解力を高めます。​

自然観察​

公園や自然保護区での観察活動を通じて、新しい知識や経験を得ることができます。​

スポーツ・スポーツ観戦​

実際にやったり、見たりすることでリフレッシュも兼ねて体験することができます。

たとえば、日帰りで体験できることは何かを話し合ってみてもいいですね。

映画・脱出ゲーム・クルージング・着物レンタル・和雑貨作り・VR体験・インテリア・雑貨作り教室・飲食施設・レストラン・バスツアー・トレッキング (登山/ハイキング)・熱気球・エコツアー・ネイチャーガイドツアー・スキー・スノーボード・スポーツ観戦等など、思考を広げることができます。一日で組み合わせなどを楽しむこともよいと思います。

​また、たとえば、映画を観て、食事し、クルージングをして帰るという組み立ては、主要なイベントはどこに重きを置けたかを振り返ることで、記述問題の主要部分と補助部分に分けて説明ができます。一番楽しいものがあれば主要部分ですが、二つあったら主要部分は並列になります。体験後、質問の仕方で変わってきます。「何が一番楽しかった?」これはクローズドな質問、「何と何が一番楽しかった?」これは並列質問です。「何が楽しかった?」これは抽象的な質問です。そこからどんなところが楽しかったか、ためになったか等を深堀り質問すると、論理的思考力でアウトプットした会話になります。並列だけでなく、因果関係の組み立てや説明にも役立ちます。


春休みなど、まとまった日程で探すときはアクティビティージャパンが便利です。

個人的にはブルックリン博物館所蔵の古代エジプト展に行く予定です。音声ガイドが菊池風磨さんということでより話題になっていますので、今回は音声ガイドを使ってみようと思います。​

学年別の具体的なアドバイス

小学4年生 ​

この時期は、読書習慣を身につけることが大切です。毎日決まった時間に読書をすることで、自然に読解力が養われます。文章題を一日一題でも構いませんので、多くのジャンルの文章に触れるといいです。​

小学5年生​

 多様なジャンルの本を読み、感想文を書く習慣を身につけることが重要です。親子で感想を共有し合うことで、意見交換の機会が増えます。夏休みの課題として先にやっておくというのもいいです。感想文を書く余裕がなければ話し合うだけでもいいでしょう。たとえば、読書として重松清ならば「小学五年生」を読むのもいいでしょう。

小学五年生 (文春文庫) [ 重松 清 ]​​

小学6年生​ 

中学受験を見据えた勉強が一層本格化する時期です。普段大人が読む内容が文章問題となり、制限時間を意識して解くことだけでなく、論理的な解答を意識して取り組むことです。直しの時間を1学期までは意識して時間をかけることがポイントです。これが後半の過去問対策につながります。たとえば、読書としては、先程の重松清でいうと「きよしこ」がお勧めです。

きよしこ (新潮文庫) [ 重松 清 ]

中学1年生以降

次のステップに進むために、春休みを有効活用して自己学習の習慣を確立しましょう。興味のある分野について読書や調べものをすることが深掘りすることになり、学びの幅が広がります。長編小説にチャレンジするのもよい時期です。先述のドラッガーについて、既に知っている状態であるというのもいいですね。
・重松清で言えば、「季節風」春夏秋冬計4冊読むのもいいですね。

季節風(春) (文春文庫) [ 重松清 ]

まとめ

春休みは、中学受験に向けた貴重な準備期間です。国語力を高めるためには、論理的思考力を鍛えることと、様々な体験を通じて見聞を広げることが重要です。学年別の具体的なアドバイスを参考にしながら、お子様の学びをサポートし、春休みを有意義に過ごしましょう。お子様が新たな知識や経験を得て、充実した春休みを送ることを願っています。

頑張れ!受験生!















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最終更新日  2025.03.06 07:30:11
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