今回は随筆文 日本と世界(1) 出典は 佐倉 統 
「便利」は人を不幸にする(新潮選書)【電子書籍】[ 佐倉統 ] より 1つ目の秘訣:時間をかけても読みきる まずは文章を最後まで読むこと。 31×185=約5500文字 400文字原稿用紙で約14枚相当。 読みきるまでどのくらい時間がかかるか計ってメモしましょう。 2つ目の秘訣:出典名と重要語 ・フィリピンの島と島民 ・﨑山さんのプラン ・内山さんの話 ・ぼく ・豊かさ ・便利さと欲望 ・コントロールなど 3つ目の秘訣:読了したらいったん振り返る 題名と、利便性(便利さ)をどう捉えるかということ。 現在の社会の中で科学技術は、人間が全体を把握し、扱いこなせる以上に増大・膨張していることを感じたでしょうか。 4つ目の秘訣:問題を解く 設問はすべて「説明しなさい」 解答用紙は行記述で字数指定なし。1行は15文字以上で多めなら可。 問2は説明 昔から気になっている「こと」 問3は比較 慣れてきたら苦にならないはず 問4は因果 問いがシンプル 何をどう説明するのかを脳内で組み立てること 5つ目の秘訣:採点×分析で次に活かす 解き終わったら、まずは「自己採点」! 次に、大人にみてもらうこと。 そして、解答・解説と自分の答えの「軸」があっているかを子ども自身が感じること。 今回も、「主要部分と補助部分」でどう考えてどう組み立て、どう書いたかを振り返り修正することが重要です。 長文に親しみ、問題を解くことを積み重ねるために、学習時間の確保が必要です。 読解→設問読解→解答→分析 の順で、焦らずじっくり取り組みましょう! 「便利」と「幸福」の間の、ほどよい着地点はどのあたりにあるのかと言う内容です。3.11をはさんで語られる科学と人間の関係の話でもあります。
入試やテストに出るから読むというのではなく、教養を身につけるため、読解スピードを上げるため、語彙量を増やすため、本と対峙しながら読むことです。

テストは問題作成者の問いに答えを書くので、設問文をよく読ませるようにしましょう。