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カテゴリ:中学受験
出典は千住文子「千住家の教育白書」より 昭和の母親視点の小説として読めるといいなと思います。 1つ目の秘訣:時間をかけても読みきるまずは文章を最後まで読むこと。 30×195=約4800文字400文字原稿用紙で約12枚相当。 空白はやや少なめ。1回通しで読みきることが大切です。 読みきるまでどのくらい時間がかかるか計ってメモしましょう。 2つ目の秘訣:登場人物・ヒロシ 息子 ・アキラ 弟 ・マリコ 妹 ・私 3人の母 ・夫 大学博士 ヒロシの東京芸術大学への思いと努力、家族の愛情・絆などが感じられるか? 3つ目の秘訣:読了したらいったん振り返る著者は千住さんで、3兄妹の母。題名は教育白書ですが千住家の家族の愛にあふれたエッセイとでもいいましょうか。子を思う親の気持ち(愛情)、子どもの葛藤と成長。家族の強い絆などを読了後感じることができたか。どんな家庭環境でも、母が子を思う気持ちは皆同じで特別なことはないという構成も問いを通じてより深められます。 4つ目の秘訣:問題を解く設問はすべて「説明しなさい」 今回は全問マス目なしの解答欄。1行20文字以上を目安に書けるようになってきたでしょうか。 問2は理由 父親の心情(子への思い) 問3は説明 具体的な説明(努力の時間軸) 問4は説明 心情変化の条件付き(対比) 何をどう説明するのかを脳内で組み立てる 5つ目の秘訣:採点×分析で次に活かす解き終わったら、まずは「自己採点」! 次に、大人にみてもらうこと。 そして、解答・解説と自分の答えの「軸」があっているかを子ども自身が感じること。 今回は、登場人物の視点にたち「主要部分と補助部分」でどう考えてどう組み立て、どう書いたかを振り返り修正することが重要です。 長文に親しみ、問題を解くことを積み重ねるために、学習時間の確保が必要です。 「読解→設問読解→解答→分析」 の順で、焦らずじっくり取り組みましょう! 親にうるさく言われてやる気になる子どもはいないですが、目の前のことをやらせることについ必死になってしまいます。中学受験においては子どもが自立できるまでは難しいことですが、この文章で親は常に自分を顧みつつ、我が子をよく観察し、見守り、信じ続けることが大切だと感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.27 03:00:08
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