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カテゴリ:中学受験
子どもが問題について考えている時には指導者は邪魔をしない。これは指導者の鉄則。 考える時間を与えるのは会話に発問と、会話中に間をつくるスキルが必要です。また、その子のためになる会話をしていることを認識させることができです。ただ、「考えているふりをしている子ども」も一定数いるので、発問と間を有効に使うことです。指導が上手な先生は子どもを考えさせるように誘導するので一緒にいれば見てすぐにわかります。親子指導する場合は喧嘩にならないような発問と間をつくりましょう。 集団の授業や個別の授業において、現在は指導法がたくさんあります。子どもにあった学習方法とペースメイクを家族で考えながら普段の学習をすすめることです。先生の耳ざわりのいい「解説だけの授業」は受けた気分になりますが、本質的に子どもが学んだかどうかは自己の反芻や授業でのやりとり、演習での体感やテスト結果に反映されます。これは、サービス業で買い物をする時の接客者も同じです。必要なものを探しているときに、セールストークをペラペラ言われても、「ちょっといきなり…待ってよ。こっとは考えたいんだから。」ですよね。買うかどうか沈黙しているときにはお客様のことを考えて沈黙を整え、決断できるまで待つことです。タイミングをみて声をかける営業訓練を受けた方はおわかりかと思います。 話を戻しますが、現状での有効な授業の基本は受験までのカリキュラムが整っている大手学習塾に在籍することです。カリキュラムに沿って学習することをベースに、状況を親が予測し、より得意にするため、あるいは苦手意識を克服するための個別指導をプラスすることです。プラスの教育機会=沈黙の思考を与える投資だと考えるといいでしょう。 大手学習塾ではカリキュラムとテストがあるので、毎週の単元と、総合回を確認し、生活感覚を想像しながら週ごとに学習を進めることです。予習はなしで家庭学習が復習が宿題メインの塾なのか、事前に予習をし、授業に臨む塾なのかにより、宿題の量と質は異なります。前者の塾が多いですが、最近では予習用動画サービスで予習を予習するというところまで進んでいます。単元学習の目的やねらいを読まない子どもがそれだけ増えているのかもしれません。 個別指導は1:1か1:2、次に1:3以上が主流です。先ほどの沈黙のゴールデンタイムでいえば1:1が最も効果が高いです。 その他のポイントは ・どのくらいの期間受講するのか 解説だけ聞くならば、設問ごとにレベル分けを親子でやってみましょう。 2.3.について親の負担を感じれば個別指導を受けるのが効果的です。 国語の場合は少なくても4ステップあります。・解説がわからない場合・素材文が読めていない場合・設問の意味が理解できない場合・答えの骨組みがうまくつくれない場合 「テキストを教える先生」は2.です。 自学自習できる子どもは、2.3.については自分で調べて解決し、本当に必要なものは誰か身近な人に1・2問だけ質問やアドバイスを求めてくる感じの子どもが多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.14 07:30:04
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