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カテゴリ:中学受験
【大切なこと】 第15回 詩・短歌・俳句 総称して「詩歌(しいか)」と覚えておきましょう。短歌や俳句、歌詞などはリズムがある「定型詩」であることと結びついていればいいですね。リズム=整調です。 【1つ目の秘訣】時間をかけても読みきるまずは詩を最後まで読むこと。 大問1は詩と解説文 詩は吉野弘「詩のすすめ」 詩の題名は「初めての児に」 大問2は詩「単独」 詩は新川和江 詩の題名は「呼名」 それぞれ学校別の詩の対策に役立ちます。 読みきるまでどのくらい時間がかかるか計ってメモしましょう。 【2つ目の秘訣】内容把握大問1 解説文、詩の順で読む 解説文は詩の一部、またはその逆 説明的文章として読み取りましょう。 大問2 詩のみなので、設問を読み間違えないことです。問題作成者の問いにずれた答えを書き上げやすいです。 【3つ目の秘訣】読了したらいったん振り返る題名、内容、リズム、表現技法 一瞬でもいいいので問題を解く前に思い出すことです。 基本的な表現技法はすぐに出てきますか? 効果は強調と整調がありますが、主に強調は押さえらがら詩歌を読む(詠む)ことです。 ・反復法・対句法・倒置法・省略法・体言止め・比喩(直喩・隠喩・擬人法)・呼びかけ これらが利用されていたらすぐに気が付き、強調や整調を理解しながら読解することです。 【4つ目の秘訣】問題を解く設問はすべて「説明しなさい」 指定字数は3題、行数記述は2題 情景や心情をどう表現しているかが問われています。 【ポイント】何をどう説明するのかを脳内で組み立てる 【5つ目の秘訣】採点×分析で次に活かす解き終わったら、まずは「自己採点」!次に、大人にみてもらうこと。そして、解答・解説と自分の答えの「軸」があっているかを子ども自身が感じること。 ・問題作成者の問いについて「どう答えるか」を考え、どう組み立て、どう書いたかを振り返り修正することが重要です。 ・時間が足りないのか、読み取れていないのかがわからなければ、まずは完答しましょう。完答できなければ読み取り不足です。 今回は時間がかかっても解き切るように心がけることです。 【まとめ】長文に親しみ、問題を解くことを積み重ねるために、学習時間の確保が必要です。 読解→設問読解→解答→分析 の順で、焦らずじっくり取り組みましょう! 詩単体で出題される場合は、詩の情景や言葉の意味を理解できているかを問われます。大きな意味では文学的文章ですが、短く洗練された言葉で書いてあるため、読み手が例えば未来や希望、摩擦や葛藤、表現の特徴などを的確にとらえ、設問に応じるスキルが必要です。 たとえば、筑波大附属駒場中学校であれば試験時間は40分。大問で出題されるので、まさに時間との戦いです。 頑張れ!受験生! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.14 12:00:04
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