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2026.01.22
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カテゴリ:中学受験

足りないのは文章力ではなく「整理の力」です。

テストや過去問の採点結果が返ってきて、「内容は合っているはずなのに、なぜか減点されている」「『惜しい!』というコメントと共に×がついている」……そんな経験はありませんか?一生懸命書いているのに、あと一歩が届かない。そんな時、多くの受験生や保護者の方は「もっと文章力を磨かなければ」「語彙力を増やさなければ」と考えがちです。しかし、実は「惜しい×」が続く原因のほとんどは、文章力の問題ではありません。原因はもっと手前の段階、「設問整理」が抜けていることにあります。

なぜ「書き始める前」に勝負が決まるのか

記述問題で点数が安定しない子の多くは、問題文を読んだあと、すぐに解答欄を埋めようとしてしまいます。「なんとなくこんな感じかな?」という曖昧なイメージのまま書き始めてしまうため、必要な要素が抜け落ちたり、問われていることに対してズレた回答になったりするのです。記述で満点を取るために必要なのは、ペンを動かす前に以下の3点を整理する習慣です。​

1. 「何を」書くか(要素の特定)

まずは、設問が何を求めているのかを正確に把握します。「理由」を問われているのか、「心情」を問われているのか、あるいは「変化」を問われているのか。解答に盛り込むべき「キーワード(要素)」を、頭の中で(あるいは問題文の横に)ピックアップします。​

2. 「どこから」持ってくるか(根拠の抽出)

記述の答えは、すべて本文の中にあります。自分の想像で書くのではなく、「本文のどの部分を根拠にするか」を明確に決めます。ここが曖昧だと、主観が混じった「惜しい」解答になってしまいます。​

3. 「どう」書くか(構成の組み立て)

「何を」「どこから」が決まったら、それらをどうつなげるかを考えます。「AだからB」という因果関係にするのか、「AではなくB」という対比にするのか。文末表現(「〜から。」「〜こと。」など)まで含めて、出口の形を整えます。​

「設問整理」を整えると、成績は安定する

この「設問整理」ができるようになると、記述の精度は一気に高まります。「なんとなく書けた」という状態から、「根拠を持って、過不足なく書けた」という状態へ。この変化が、模試や入試本番での「安定感」に直結します。しかし、この整理のクセは、自分一人ではなかなか身につきにくいものです。なぜなら、自分では「整理できているつもり」でも、無意識に読み飛ばしていたり、自分勝手な解釈を加えていたりすることが多いからです。​

個別指導で「思考のプロセス」を矯正する

「惜しい×」を「確実な◯」に変えるためには、一度プロの目で「どう考えてその答えを書いたのか」というプロセスをチェックすることをお勧めします。

設問の読み取りでミスをしていないか?

根拠を拾う場所がズレていないか?

つなぎ方で損をしていないか?

一度この「整理の型」を身につけてしまえば、どんなに難しい初見の問題に出会っても、パニックにならずに正解を導き出せるようになります。もし、お子様の記述解答に「惜しい!」が並んでいるのなら、それは伸びしろのサインです。文章力を鍛える前に、まずは「書き始める前の準備」を見直してみませんか?その一歩が、合格への大きなショートカットになるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

がんばれ!受験生!






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最終更新日  2026.01.22 20:00:06
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