2016/03/02(水)00:29
都立高校の一般入試の仕組み2~初めて高校受験される方へ
3月になってしまいましたね。
まだまだ寒い日が続くようで
健康管理には頭を悩まされますね。
どうも ワタリイヌヤです。
前回の記事で都立一般入試の仕組みを紹介しましたが
今回はより具体的に例を挙げて説明しますね。
ある少年Aくん 志望校は都立三田高校
彼の2学期の成績は
国語 4 数学 4 英語 4 理科 4 社会 4
技家 4 体育 4 音楽 4 美術 4
でした。これをまず先日ご紹介した計算式で
換算します。
4×5×1+4×4×2=52・・・⑴
学力調査点:調査書点の比率が7:3
つまり1000点分の300点分になりますから
⑴でだした52点を300点に拡大します。
300×52÷65=240…⑵
この240点調査書点になるわけです。
次に三田高校の合格の目安の点数が男子は
790点(注)ですのでそこから調査書点240点を引きます。
790-240=550
この550点が学力調査点分になります。
ここで注意が必要なのはこの550点は700点満点での
点数であるという点です。慌てないで換算しましょう。
550×5÷7=392.857…
できるだけ点数は高めに見積もった方が安全なので
小数点以下は切り上げておきましょう。すると
393点
これが当日必要な点数となるわけです。
1科目80点ですね。オール4の子なら
難しくない数字ですね!
都立高校一般入試の仕組みは
なかなか難しいですよね。
(注)総合得点の目安はこちらを参考にしました
都立の合格発表の日にふさわしくないかもしれませんが、
来年以降受験される方に参考になれば幸いです。