『醜き心』

2007/02/22

すべての物を失っても耐えられる心。
また出直せばいいと思える強さ。
何事にも動じない自分。そうした内面のしなやかさを持つことが、
幸せな人生を歩む上での糧になると私は思っています。
（柳田邦男）

すべての物を失っても耐えられる心ってどんなものだろう。
これ以上失う物があったら、耐えられるのだろうか、
何事にも動じない、しなやかに心、難しいことだろう。
こうして失ってもなお心はいつも揺れ動いている。
また出直そうと思える心強さは、身構えて立ち向かうことではなく、
静かに、ゆっくり慣れていくもののように思えてならない。

自分を不幸だと思うのは、
自分より幸福な人と自分を比較するからだ。
いつも自分より不幸な人がいると思ってさえいれば、そんな考えも、
そして自殺などというばかばかしい行為も起こらないだろう。
（山田哲也・進行性筋ジストロフィー症で１８歳で他界）

私の心は醜い、自分より幸せな人をみては羨ましがり、
自分より不幸の人を見ては、何処か安心する。
感謝の心何処に行った。優しい心、広き心。
どうかわたしに与えて下さい。

　photo by ＜創天＞photo by ＜イラそよ＞photo by ＜牛飼い＞
photo by＜hare's＞
（2月22日）

先週の日曜日、総合病院や国リハで一緒だった。
まじめ公務員ことＦ君とご両親が遊びに来てくれた。
自己導尿教室と言うサイトを教えてくれた。
聖路加国際病院排尿機能コーディネーターが開いているとのこと。
監修は聖路加国際病院泌尿器科の専門医が担当している。
ご興味のある方は、是非覗いてみて下さい。

スタンディング・フレームに試乗。
やはり、仕事に忙しくなかなかリハビリにまで手が回らないようです。
欲しいけどスペースが無いと泣いとりました。
久しぶりに懐かしい顔が見れました。

久々に、Ｍとうちゃんの仕事が暇になったので、
夕食に行ってきました。
車椅子でも入れるところと言うことで。
今回で二回目なんですが、爆弾ハンバーグのフライングガーデンへ、

入間店・埼玉県入間市上藤沢84-1・04-2960-1051

このお店安くて美味しいです。
スロープも緩やかだし、天井も広く良い感じです。
ただ残念なことに、ホスピタリティーレストランと書いてあるのに、
通路が狭く観葉植物や子供用の椅子が置いてあり、
車椅子で通るとギリギリなので、メールで改善して欲しいと
メールしたのですが、返事もなく今回も狭いままでした。

ホスピタリティー【hospitality】
１心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。

今夜は、Ｙ.Jr先生が来て下さり、治療してもらいました。
楽チンです。オナラもたくさん出ました。
　　　　m(＿＿；)m ごめんなさいこの通り。
動くのも楽になりました。

これで、トランス（移乗）が戻ればいいのですが、
痙性のため、足を着こうとすると流れてしまう。
膝が９０度に曲がらず、腿の筋肉に引っ張られ
体重を載せると伸びて流れていく。
左足はお尻あたりの筋肉に引っ張られて膝が外に開く、
こうなると、トランスが困難になる。
今週は、何回か落ちそうなり夜間の導尿で起きる時、
不安がよぎる。何度やっても足が流れていくと
切なくなる、腕に障害がなければそれでもできるのに、
望んだらきりがない、そこを越えなければ歩かなければ。
今夜一つ良いことがありました。
Ｙ.Jr先生が『歩いているイメージしていますか』
そうだ、仕事が忙しくなる前は、よくイメージしたし
夢にも歩く姿が出てきたのに、何処か忘れている。
いや、何処か諦めている。そんな弱い心に気がつきました。
僕の周りには、僕が諦めてもなお諦めないで声援して下さる
人たちがいることに気がつきました。
有り難うございます。

出来る範囲で、リハビリしています。
来週からは、平常に戻りたいと思います。